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中小企業大学校

カリキュラム

中小企業診断士養成課程の流れ

演習と実習によるカリキュラムは、大きく「経営診断1」と「経営診断2」で構成されます。
「経営診断1」では企業の個別経営課題に対する診断・助言能力を、「経営診断2」では全社的視点に立った経営課題に対する診断・助言の実務能力を修得します。

  • 中小企業診断士養成の流れの図

経営診断1(期間中前期)の演習で学ぶ内容
・助言能力
・経営機能別マネジメント
・経営戦略 等
(合計246時間以上)

経営診断1(期間中前期)の実習で学ぶ内容
流通業 経営診断実習
製造業 経営診断実習
(合計120時間以上)

経営診断2(期間中後期)の演習で学ぶ内容
・創業、ベンチャー
・経営革新
・総合戦略 等
(合計84時間以上)

経営診断2(期間中後期)の実習で学ぶ内容
戦略策定 実習1
戦略策定 実習2
経営総合ソリューション 実習
(合計192時間以上)

標準的な演習の進め方

  1. 演習は、事前に配布されるケース教材を、読み込むところから始まります。
  2. テキストや書籍などを参考にしながら、個人の分析結果を持ち寄ります。
  3. 演習は、座学の講義ではなくグループ討議が中心です。各人が持ち寄ったケース教材の分析結果を基に、さまざまな課題に取り組みます。
  4. 議論は、その都度交代するリーダーを中心に、さまざまなアイデアの発散と収束が繰り返されます。この議論には講師も加わり、助言指導を行います。
  5. その結果、取りまとめられた班の意見をグループ発表し、質疑応答でさらに意見を深め合った
    後、講師から解説の講義を受けます。
  • 標準的な演習の進め方の図

事前準備段階の演習として行うこと
事前課題の配布
個人研究(時間外)

演習期間中に行うこと
グループ討議(分析・解決策の検討等)
成果発表と質疑・討議
解説と振り返り

標準的な実習の進め方

  1. 実習は、事前に行われた予備調査表の配布から始まります。実習班では班長以下班員の役割分担を行い、実習先企業の属する業界研究に取り掛かります。
  2. 実習初日までに、診断要望に基づいて実習先企業の抱える課題を仮説として取りまとめます。
    実習初日には、その結果を検証するため、実習先企業でのヒアリング項目の検討や、外部環境調査の補充などを話し合います。
  3. 実習の前半は、実際の企業を訪問し、経営者や従業員へのヒアリング・各種測定・アンケート調査などを行い、集めた情報を分析します。
  4. 実習後半は、大学校に戻り、企業診断プロセスをたどりながら分析結果を基に議論を重ね、総合提言をまとめ、その具体的な解決策を実習報告書として完成させます。
  5. まとめられた報告書は、実習先企業で報告会を開いてその内容をプレゼンテーションします。
    実習最終日は、これまでのすべてのプロセスを振り返りながら、班としての成果と、班員一人一人の成果を確認し、今後の実践の場で活用していきます。
  • 標準的な演習の進め方

事前準備段階の実習として行うこと
実習班の編成
事前準備(業界研究等)

演習・実習期間中に行うこと
企業調査(ヒアリング・各種調査、資料収集)
分析と検討・討議を経て診断報告書作成、十分な学習支援
企業への報告(報告会の開催)
解説と振り返り

お問い合わせ

中小企業大学校 東京校 支援研修課(診断士養成課程担当)

電話番号(代表)
042-565-1273
FAX
042-590-2686
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