関西校

大阪・関西万博記念研修「未来の経営を考える!」開催レポート
カーボンニュートラルと未来経営を学ぶ研修
大阪・関西万博の開催を契機に、中小企業に求められる持続可能な経営とカーボンニュートラルの実践について考える中小企業向け研修セミナー「未来の経営を考える!」を開催しました。
今回の研修では、「研修」「セミナー」「社員教育」「人材育成」を通じて、中小企業が未来に向けて取り組むべきテーマを深掘り。関西圏(大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山・滋賀)で働く方々を中心に実践的なプログラムとして、多くの参加者から高評価をいただきました。
初日は、「老舗に学ぶ!VUCAの時代における未来思考の持続可能経営」と題し、講師の吉村氏による講義が行われました。激しく変化するビジネス環境の中で、経営に必要な視座や持続可能な価値の創造について、歴史ある企業の取り組みから学びました。
午後は、中小企業によるカーボンニュートラルの取り組み事例を紹介するセッションを実施。小西講師をはじめ、株式会社クロセの黒瀬社長、株式会社伸明の中村社長が登壇し、それぞれの企業で実践している環境経営について、実例を交えて詳しくお話いただきました。実際の企業事例に触れたことで、「自分たちにもできることがある」と多くの受講者に気づきが生まれたようです。
その後、大阪ガス株式会社の桒原室長による講義では、同社のカーボンニュートラル戦略について紹介。翌日の現地視察に向けた予備知識を得る機会となりました。
2日目は、大阪ガス株式会社「カーボンニュートラルリサーチハブ」を訪問。現場での取り組みや最新の研究設備を見学し、理論と実践のつながりを体感する時間となりました。
午後には2025年大阪・関西万博の会場を訪問し、(公社)2025年日本国際博覧会協会の瀬戸口参事による説明を受けた後、日本ガス協会が出展する「ガスパビリオン」を視察しました。未来社会の姿を体感できる展示は、経営における新たな視点を参加者にもたらしました。
参加者からは、「カーボンニュートラルは自社には関係ないと思っていたが、実は今すぐ始められることが多くあるとわかった」「未来志向の経営を考える良いきっかけになった」という前向きな声が多数寄せられました。
本研修が、関西エリアの中小企業にとって、社員教育・人材育成の一環として、また企業価値向上と経費削減、従業員満足度の向上を実現するヒントになればと考えております。
今後も大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山・滋賀で中小企業のための研修やセミナーを開催してまいります。関西で実践的な「社員教育」や「人材育成」を検討されている企業様は、ぜひ次回の開催情報にご注目ください。