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研修の構成とスケジュール

研修の全体像

経営後継者研修では、自社分析を軸に座学で習得した知識や知識を応用する演習、実習から得た現場の知恵などをもとに、あらゆる角度から自社を徹底的に見つめ直します。また、各自社分析の結果を踏まえて、自社および自身の将来構想とそのアクションプランを描くゼミナール論文を作成します。

研修の全体像

カリキュラムの構成

経営能力の向上には、「経営者としてのマインド」と「経営者としてのスキル(能力)」の開発が必要です。また、自社を知るためには、企業経営に必要な「経営知識」が必要です。経営後継者研修では経営者として必要なマインド・スキル・知識を鍛えることで、自社に求められる経営能力が確実に高まります。

カリキュラム編成

研修の進め方と学習方法

経営後継者研修では、研修生の学習プロセスを『わかる!』『できる!』『やってみる!』の3つのステップと定義しています。『わかる!』では主に「講義」を、『できる!』では「ケーススタディ・演習」、また『やってみる!』では「実習・自社分析」という流れで、基礎から段階的にあなたの学ぶプロセスを支援します。

わかる・できる・やってみる

自社分析とゼミナール

自社分析とは

この研修では、自社分析を主軸にカリキュラムを設定しています。自社分析では、客観的な情報と知識により自社のありのままの実態を多面的な視点で徹底的に認識し、「誰よりも自社に詳しくなること」が目的です。

自社分析とは

ゼミナールとは

ゼミナールでは、講師の多面的な知見やゼミナール生同士の徹底した議論によって、企業経営に必要な専門分野の知識を学び、将来の経営者像を探求し、自身の資質向上を図ります。また自社分析をブラッシュアップし、戦略課題とその課題克服のために何をすべきかを検討して、自社および自身のアクションプランを策定します。

スケジュールとイベント

日々の時間割について

研修期間:10か月間全日制
研修日:原則月曜日~金曜日までの週5日間
研修時間:9時40分から16時40分です(土曜・日曜・祝日・年末年始は休校)
※ 正規の時間外に、補講等を実施する場合があります。

修了認定について

修了証書は、以下の条件をすべて満たした場合に限り交付します。

  • 出席日数が所定開講日数の10分の9以上であること。
  • 受講態度が良好であること。

10か月間のスケジュール

自社と自身を見つめ直す10か月間です。日常業務を行いながらでは、自社と自身のことは、なかなか見えにくいものです。この期間は生涯において唯一無二のかけがえのないものになります。

10か月間のスケジュール

イベントプログラム

開講式

10月 開講式

毎期、開講式の後に、著名な経営者等を招聘し、開講記念講演を行います。派遣元企業の代表者も参加し、これから10か月間の長きにわたる研修への意識を高めます。

業務プロセス実習

11月 業務プロセス分析実習

開講後初めての実習となる業務プロセス分析実習は、合宿形式で行われます。実習企業の現場へ赴き、業務フローを調査し、最終日には実習企業に対して報告会を行います。また合宿であるため研修生同士の仲も、より一層深まることとなります。

OB合同研修会

2月 在校生・卒業生(OB)合同研修会

経営後継者研修の40年の歴史の中で培われたネットワークにより、各方面で経営者・経営幹部として活躍するOBが年に一度、一堂に会します。OBからのアドバイスは、現役研修生にとっての深い気づきとなります。また、OBとの出会いは、卒業後も相談できる人脈となります。

自社分析発表会(中間報告)/3者面談/派遣元参加合同研修会

5月 自社分析発表会/三者面談/派遣元企業合同研修会

午前は、10月から自社について調査・分析した成果を、派遣元企業代表者にご臨席いただき発表します。午後は、派遣元企業代表者と研修生で、事業承継をテーマにディスカッションを行います。また、今後の事業承継計画について、ゼミナール講師、派遣元企業代表者、研修生による三者面談を行います。

経営総合実習

6月 経営総合実習

研修で学んだことを実践でどう活かすかということを主眼に、2回目の企業訪問実習を行います。自身が実習企業の経営者ならばどのような経営を行うかをテーマに徹底した調査・分析を行い、最終日には実習企業に戦略の具体案を提案します。

経営総合実習

7月 ゼミナール論文発表会・終講式

10か月間の研修の最大の成果物であるゼミナール論文の発表会です。派遣元企業代表者出席の下、自社と自身の将来像について発表を行います。

お問い合わせ

企業研修課
Tel: 042-565-1207
Fax: 042-590-2685
Mail: to-kenshu@smrj.go.jp