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- 職員インタビュー [広報・情報戦略統括室総合情報戦略課] 山口 杏珠
職員インタビュー
入構2年目の山口さんは、1年目の冬に職員向けセミナーの企画・運営を担当しました。「やりたい」と自ら手を挙げ、挑戦することで「新しい自分を知った」と言う山口さんに話を聞きました。
利益を追求しない仕事の存在に驚いた
千葉県出身で、大学は文学部に進学しました。就活前に日本の業種や経済の知識を身につけたいと思い、大学3年の時、国内産業や企業に関する講義を受けました。そこで中小企業の現状や課題、強みを聞いて、日本経済にとって重要かつ核心的な存在だと知りました。中小企業を支えたいという思いが芽生え、就活を進める中で中小機構に出会いました。機構の魅力は特定の業種に絞らず幅広く支援できることです。私にとって、利益を追求しない仕事があることが大きな驚きでした。民間企業よりも、自分に合っていそうだと感じました。
1年目から新しいことに挑戦
入構後、広報・情報戦略統括室の総合情報戦略課に配属されました。最初に辞令が出た時は、課名が長すぎて覚えられませんでした(笑)。情報系を扱う部署だということは分かりましたが、文系出身なので「自分にできるだろうか」と思いました。
この部署は、機構内外の情報の集約と発信が主な役割です。メインの仕事は2つあり、1つは機構内のDX推進のための共通システム開発と運用、2つ目は企業経営に役立つ独自調査の実施と公表です。最初は、システム開発について全く知識がありませんでした。業務中に飛び交う専門用語をメモしては、後で調べて少しずつ覚えていきました。新人はレジュメを作成する機会が多かったので、分からないながらも書いてみて、先輩の添削を受けながら徐々に慣れていきました。課の人達全員をロールモデルとして、業務ノウハウだけでなく、社会人としてのふるまいも参考にしていました。
1年目の冬には、課が開催している機構職員向けセミナーの運営を一貫して任せていただきました。アンケートで寄せられた希望の中から実現可能な企画を選び、「このテーマで開催してみたい」と相談したところ、上司が「ぜひやろう」と後押ししてくれました。いざやってみると予想以上に多くの部門の方と関わることになり大変でしたが、3か月の準備期間を経て無事にセミナーを終えられた時は、大きな達成感を味わうことができました。
130人が参加したそのセミナーでは、パネルディスカッションの司会進行も担当しました。最初は、できるかなと不安に思っていましたが、実際にやってみると意外と自分に合っていることに気づきました。セミナー後のアンケートで「司会もよかった」という感想を読んだときは、ちょっと泣きそうになりました。若手にもチャレンジする機会を与えてくれる職場で、1年目から貴重な経験をさせてもらいました。
「いてよかった」と言われる存在になりたい
中小機構は経済産業省所管の組織であり、仕事を通して国の政策や情勢変化についての知見が得られます。高い視座を持って支援策を検討できることに、やりがいを感じています。ここまで、周りの人に何度も助けられてきました。充実した職員へのフォローアップ制度や、安心して業務に取り組める環境があるため、機構の内部でも「誰一人取り残さない支援」の精神を感じます。「誰かの支援をしたい」という思いがあれば、どの部署でも幅広く活躍できる組織だと思います。
私も機構の内外で「山口さんがいてくれて助かった」と言ってもらえるよう、知識をつけていきたいです。周りの職員を見ていると、地域本部での経験を通して、より深い知見を得て戻ってこられる方が多くいます。経験に基づいた視点で意見を言えるのが羨ましいです。私も今後、様々な経験を積み重ね、仕事に活かしていきたいと思っています。

入構2年目の山口さんは、1年目の冬に職員向けセミナーの企画・運営を担当しました。「やりたい」と自ら手を挙げ、挑戦することで「新しい自分を知った」と言う山口さんに話を聞きました。
利益を追求しない仕事の存在に驚いた
千葉県出身で、大学は文学部に進学しました。就活前に日本の業種や経済の知識を身につけたいと思い、大学3年の時、国内産業や企業に関する講義を受けました。そこで中小企業の現状や課題、強みを聞いて、日本経済にとって重要かつ核心的な存在だと知りました。中小企業を支えたいという思いが芽生え、就活を進める中で中小機構に出会いました。機構の魅力は特定の業種に絞らず幅広く支援できることです。私にとって、利益を追求しない仕事があることが大きな驚きでした。民間企業よりも、自分に合っていそうだと感じました。
1年目から新しいことに挑戦
入構後、広報・情報戦略統括室の総合情報戦略課に配属されました。最初に辞令が出た時は、課名が長すぎて覚えられませんでした(笑)。情報系を扱う部署だということは分かりましたが、文系出身なので「自分にできるだろうか」と思いました。
この部署は、機構内外の情報の集約と発信が主な役割です。メインの仕事は2つあり、1つは機構内のDX推進のための共通システム開発と運用、2つ目は企業経営に役立つ独自調査の実施と公表です。最初は、システム開発について全く知識がありませんでした。業務中に飛び交う専門用語をメモしては、後で調べて少しずつ覚えていきました。新人はレジュメを作成する機会が多かったので、分からないながらも書いてみて、先輩の添削を受けながら徐々に慣れていきました。課の人達全員をロールモデルとして、業務ノウハウだけでなく、社会人としてのふるまいも参考にしていました。

1年目の冬には、課が開催している機構職員向けセミナーの運営を一貫して任せていただきました。アンケートで寄せられた希望の中から実現可能な企画を選び、「このテーマで開催してみたい」と相談したところ、上司が「ぜひやろう」と後押ししてくれました。いざやってみると予想以上に多くの部門の方と関わることになり大変でしたが、3か月の準備期間を経て無事にセミナーを終えられた時は、大きな達成感を味わうことができました。
130人が参加したそのセミナーでは、パネルディスカッションの司会進行も担当しました。最初は、できるかなと不安に思っていましたが、実際にやってみると意外と自分に合っていることに気づきました。セミナー後のアンケートで「司会もよかった」という感想を読んだときは、ちょっと泣きそうになりました。若手にもチャレンジする機会を与えてくれる職場で、1年目から貴重な経験をさせてもらいました。
「いてよかった」と言われる存在になりたい

中小機構は経済産業省所管の組織であり、仕事を通して国の政策や情勢変化についての知見が得られます。高い視座を持って支援策を検討できることに、やりがいを感じています。ここまで、周りの人に何度も助けられてきました。充実した職員へのフォローアップ制度や、安心して業務に取り組める環境があるため、機構の内部でも「誰一人取り残さない支援」の精神を感じます。「誰かの支援をしたい」という思いがあれば、どの部署でも幅広く活躍できる組織だと思います。
私も機構の内外で「山口さんがいてくれて助かった」と言ってもらえるよう、知識をつけていきたいです。周りの職員を見ていると、地域本部での経験を通して、より深い知見を得て戻ってこられる方が多くいます。経験に基づいた視点で意見を言えるのが羨ましいです。私も今後、様々な経験を積み重ね、仕事に活かしていきたいと思っています。