職員インタビュー

「入構1年目、新たな知識を身につける日々。ストレスのない人間関係が働きやすい」共済事業推進部共済事業企画課 鵜生川 治臣 2022年入構

2022年に入構した鵜生川(うぶかわ)さんは、共済事業推進部で働いています。「共済の知識はまったくなかった」と言う鵜生川さんに、どのように仕事を覚えていったのか、職場の雰囲気について聞きました。

中小機構に入った決め手は「フィーリング」

群馬県出身で、高校はサッカー推薦で東京の強豪校に進学しました。1年生の時にチームが全国大会で準優勝して、自分も3年までレギュラーでがんばっていました。偏差値の高い学校だったので、学業とサッカーの両立が大変でしたね。

大学は、興味があった法学部へ進学。商法のゼミに入り、知的財産を活用して経済・経営に役立てる方法を研究していました。ゼミの教授が、OB・OGの就職先一覧を配ってくれたのですが、そこで初めて中小機構を知りました。

就活ではまず、ひと通りの業種を見ていきました。コロナ禍で、会社説明会がオンラインになったため、数多くの企業を知ることができました。その結果、民間よりも公的機関での仕事に惹かれて、中小機構も調べてみることにしたんです。

最初は、公的機関に真面目な印象を持っていたんですが、中小機構は「ちょっと違うな」と感じました。最終面接でも気さくに話していただき、笑いもあって。中小機構の魅力は、支援メニューの幅広さなど色々ありますが、最終的な決め手は雰囲気が自分に合っていたことです。実際に入ってみて、その感覚は間違いじゃなかったと思います。

知識ゼロから覚えていった共済業務

2022年に入構し、共済事業推進部の共済事業企画課に配属されました。ここは、中小機構が運用する2種類の共済(小規模企業共済と経営セーフティ共済)の、統括的な運営をしている課です。サイトリリースや、契約関連の印刷物の対応、部署全体の取りまとめや庶務全般をおこなっています。また、商工会議所や商工会など、共済業務を委託している団体の管理もしています。

入構時には、何となく事業承継の仕事を希望していました。最初はほとんどの人が、仕事内容をイメージしやすい、事業部門に行きたいのではないかと思います。共済については全然知らなくて、ここまで規模の大きい事業だとも思っていませんでした。辞令をもらった時も、知識がなさすぎて、特に感想はなかったです(笑)。なんとかなる、と思っていました。

配属後は、「これぐらいのペースで業務を覚えていこう」と、上司やOJT(オンザジョブトレーニング)の中でスケジュールを決め、少しずつ学んでいきました。共済事業企画課は、定型業務が少なく、イレギュラー対応が多い部署です。大変ですが、しっかりフォローしてもらえますし、力のつく面白い仕事だと思います。今はまだ、「無知の知」というか、知識が増えるごとに、わからないことがさらに増えていく感覚です。いつもまわりに助けてもらいながら、業務を進めています。

人間関係のストレスなく仕事に集中できる

今の部署は、面白い人が多いです。上司とも、堅苦しさのないコミュニケーションが取れていると思います。他部署とやり取りする時も、年次の高い人を含め、みなさん温かく接してくれて働きやすいです。人間関係のストレスがないのが、本当にありがたいですね。

部署によって扱っている事業がまったく違うので、他の事業部が何をやっているか、まだまだ知識が足りません。今後は、そこを知っていく、勉強していくことが必要だと考えています。

中小機構は、民間企業と違って利益追求がないので、そこに魅力を感じる人に合う組織だと思います。ただ、受け身で淡々と仕事をこなすイメージではないですね。部署によって業務内容が大きく違いますし、関わる人も違う。同じ組織と思えないぐらいの多様さがあります。

だからこそ、2〜3年ごとの異動によって、新しい視野や経験を得ることができます。自分も、これから色んな人と関わって、経験値を増やしていきたいと思います。