関西校

No.12 トラブルを未然に防ぐ企業法務の勘所(大阪開催)
- ※大学校以外で開催するコース、インターバルのあるコースがありますので、詳細ページにて研修内容をご確認ください。
- ※新型コロナ感染防止対策を行い、研修を実施しております。
- 研修日程
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2023年6月14日(水曜)
~2023年6月15日(木曜)
- 研修期間(時間)
- 全2日(12時間)
- 受講料
- 22,000円
- 定員
- 20名
- 対象
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経営者, 経営幹部
・企業法務の基礎知識を学びたい方
・法的思考センスを養いたい方
・自社のリスクマネジメントを強化したい方
研修のねらい
事業活動を行っていく上では、企業の存続に関わる予期しない法的トラブルが生じることがあります。また、インターネットやSNSの発達により企業の不祥事が一層注目されるようになり、コンプライアンスを重視した経営のあり方が改めて求められています。今や、トラブルは起きてから対応するものではなく、未然に防ぐための仕組みや体制を構築しておくことが重要です。
この研修では、中小企業が直面しやすい法的トラブルを未然に防ぐための企業法務の基礎知識や考え方を習得するとともに、多様で複雑なリスクに対応するリスクマネジメントのあり方について学びます。
研修の特長
- 経営者や経営幹部が知っておくべき企業法務の基礎知識を学びます。
- さまざまな事例を通して、経営リスクの対処法を学びます。
- 企業経営に必要な「法的なものの見方や考え方」を身につけます。
カリキュラム
6月14日(水曜)
オリエンテーション
中小企業を取り巻く法的環境と最近の動向
社会・経済環境の変化も踏まえ、企業法務の意義と役割、コンプライアンスの重要性について理解します。また、最近の法改正の動向についても学びます。
- 企業法務の意義と役割
- 内部統制とコンプライアンスのあり方
- 最近の法改正と動向
企業法務の基礎知識とリスクマネジメントの考え方
企業法務の基礎知識と留意点について、中小企業が直面しやすいトラブル事例やケーススタディを交えて学びます。また、積極的にリスクに向き合い、コントロールするためのリスクマネジメントの考え方について理解します。
- ビジネスパーソンに求められる「法務力」と視座
- 企業経営におけるリスクマネジメントの考え方
- 知っておきたい会社運営の基礎(会社の機関、株主総会運営、増資など)
- 企業法務の基礎知識と留意点(契約、債権管理・回収、情報管理、労務管理、クレーム・紛争処理・弁護士との付き合い方など)
6月15日(木曜)
企業法務の基礎知識とリスクマネジメントの考え方
リスクマネジメントの実践に向けて
これまで学んだ内容を実践していくために、自社の法務リスクを洗い出し、今後の予防策立案や運用に向けた検討を行います。
- 自社の法務リスクの洗い出し
- 予防策と体制構築、運用に向けた検討
修了証書交付
講師プロフィール

井上 圭吾
(いのうえ けいご)
アイマン総合法律事務所 弁護士
1980年京都大学法学部卒。1984年弁護士登録。大阪弁護士会副会長、株式会社グンゼ社外監査役,株式会社近鉄百貨店社外監査役、国土交通省近畿地方整備局事業評価監視委員会委員、奈良県生駒市監査委員等を歴任し、企業法務の実務指導、各種研修講師として幅広く活動中。最新の訴訟事例にも明るく、講義は明快で好評を博している。
主な著書として、「会社法務の実務が分かる事典」「遺言と相続対策」「事例にみる遺言の効力」「Q&Aスポーツの法律問題〔第3版〕」(いずれも共著)などがある。
受講者の声
- 事例やケーススタディがわかりやすかった。答えを導くことが難しいテーマもあったがディスカッションする中で気づきがあった。(40代サービス業)
- 社会環境の変化に応じて、また人々が社会生活を送る中で発生した様々なトラブルについて、知見を基に、常識と言う物差しも変化し、同時に法律も変化しているという事が理解できて、自分なりの対応も変化する必要があると思った。(40代情報通信業)
- 日頃疑問に思っていたこと、不明なこと等をピンポイントで事例や時事を使ってわかりやすく説明してもらい、かなり充実した2日間でした。(50代運輸業)
備考
- ※カリキュラムにつきましては、一部変更することがございます。
- ※関西校以外で行われる研修については、会場に付属した宿泊施設はありません。受講者様ご自身でご手配をお願い致します。
お問い合わせ
- 中小企業大学校 関西校 研修担当
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Tel: 0790-22-5931
Fax: 0790-22-5942