中小機構について
理事長挨拶
4月1日付けで中小企業基盤整備機構(中小機構)理事長を拝命いたしました宮川正でございます。中小企業・小規模事業者及び中小企業支援機関の皆様には、従前と変わらず様々な支援をさせていただく所存でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。
現在、日本経済は、国内消費やインバウンド需要の増加などコロナ禍から順調な景気回復を続ける一方で、中小企業・小規模事業者を取り巻く環境は刻々と変化し、少子高齢化や急速な技術革新の進展、環境制約の高まり、事業承継問題といった長期的な課題とともに、世界的な物価高や深刻な人手不足などの困難に直面しています。
中小機構は、国の中小企業・地域経済政策の中核的な実施機関として、全国の中小企業の皆様が抱える様々な課題解決や成長に向けた支援を徹底して行ってまいります。
具体的には、地域牽引・成長志向の中小企業やスタートアップへの積極的な支援、全国の中小企業等の事業継続・経営体力強化や経営環境変化対応への支援を実施するなど、日本経済の活性化を促進する役割を担ってまいります。
また、全国の中小企業の皆様が抱える課題に対してきめ細やかに対応するためには、全国の中小企業支援機関の皆様による支援の取組が不可欠であります。中小機構は、全国の多くの中小企業の皆様に支援をお届けすべく、引き続き、支援機関の皆様へのサポートを行ってまいります。
中小機構は、これまで培ってきた中小企業等支援の専門的な知見と経験、ネットワーク、専門家の活用、多様な支援施策を通じ、中小企業、更には日本経済の発展に寄与すべく、役職員が一丸となって全力を尽くす所存でございます。関係者の皆様には、今後ともご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
独立行政法人 中小企業基盤整備機構
理事長 宮川 正