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【開催レポート】若手リーダー研修(2026年6月9日~10日/徳島市開催)

2026年6月9日~10日の2日間、徳島市内にて「若手リーダー研修」を開講しました。

厳しい経営環境の中で企業が持続的に成長していくためには、組織やチームの力を高めていくことが重要です。その中核を担う若手リーダーには、自律的かつ主体的に業務を推進するとともに、自らの能力や個性を磨いていくことが求められます。本研修は、「チームをまとめる『かなめ』となる」をテーマに開催しました。

研修では、若手リーダーが積極的に周囲へ働きかけながらチームの目標達成を推進できるよう、上司の補佐や後輩・部下の指導に必要なスキル、チームでの仕事の進め方について学んでいただきました。また、研修の最後には、将来組織の中心的な存在として活躍することを見据え、「理想のリーダー像」を明確にしたうえで、その実現に向けた行動プランを作成していただきました。

参加者は20~30代の現場リーダークラスが中心で、製造業、建設業、サービス業、医療・福祉業など幅広い業種から受講いただきました。また、徳島県内に加え、香川県、愛媛県、高知県からも多くの参加があり、本テーマに対する関心の高さがうかがえる研修となりました。

  • 受講者の真剣な様子が伺えます。
  • 講師の講義にも熱が入ります。

研修のポイント

  • (1)
    若手リーダーに求められる役割
    • 組織と集団の違いを理解し、組織人としてどのような基本的な役割、心構えを持てばいいのかを個人ワークやグループディスカッション、優先順位ゲーム等を活用して、若手リーダーとして必要な心構えを学びました。
      また、「緊急度・重要度マトリクス」を活用して業務を「重要度」と「緊急度」の2軸で4つの領域に分類し、優先順位を明確にすることの大切さを学んでいただきました。さらにSWOT分析を活用した自社分析では、自社の強み・弱みを認識していただきました。そしてジョハリの窓(自己理解と他者理解を深めるための心理学モデル)を活用した自己分析では、今まで知らなかった自分に気づき、自己理解が促進されたようでした。
  • (2)
    組織の力を引き出すフォロワーシップとリーダーシップ
    • リーダーシップとは組織を牽引するリーダーとしての資質や能力のことであり、一方フォロワーシップとは自らの判断や行動で上司を支え、組織の成果の最大化を図ることです。自分が理想とするリーダーとフォロワーについて考えていただきました。また、現在の自分のフォロワータイプに基づき、模範となるフォロワーになるために今後どのように取り組むかを考え、その方法を作成しました。さらに自身のリーダーシップスタイルをチェックし、リーダーとして後輩(部下)を支援する方法について考えていただきました。
  • (3)
    目標を達成するチームワークづくり
    • 目標を達成するチームにするには、周囲との関係づくりと目標づくりが重要です。研修では、まず周囲との関係づくりのために、報告・連絡・相談とアクティブリスニング(傾聴)について、他己紹介ペアワークや演習を行いながら理解を深めていただきました。次に目標の作り方を学んだ後、自社のミッション・ビジョンに基づき、自部署(チーム)の目標設定をしました。
      そして、目標に向けて実行するためには、部下のやる気を引き出すことと、問題の本質的な課題を特定することが大切です。そこで、人(部下)のやる気を引き出すためにモチベション理論を学び、さらに問題の真因(根本的な原因)を突きつめるために「なぜなぜ分析」や「ピラミッド構造」について演習を通して学んでいただきました。それらは受講者が目標をつくり達成するための新たな気づきにつながったようでした。
  • (4)
    「理想のリーダー像」と今後の行動プラン
    • 2日間の研修のまとめとして、最後に自分が目指したい目標である「理想のリーダー像」を明確にし、その達成に向けた行動プランを作成しました。次に、それらを決意表明としてグループ内で一人ずつ発表を行いました。

受講の様子

様々な業種や地域の会社から参加し多様な考え方を持った人が集まった研修のため、最初は戸惑う部分も見られました。しかしグループワークやペアワーク等で相互理解が進むにしたがい、活発に意見を出し合い、チームワークを発揮しながら意見を一つにまとめ上げる積極的な姿勢がよく見られました。
研修のまとめとして各自「理想のリーダー」になるための行動プランを発表しましたが、自信にあふれ堂々とした態度で発表している姿が印象に残りました。

本研修及び講師の特徴

本研修の特徴は、若手リーダーとしての役割意識が高まるとともに、深い気づき(自己理解・相互理解)が得られることです。研修では多様な業種の若手リーダーが様々な地域から集まり、多角的な視点を持った人たちが個人ワークやグループワーク、演習などを行います。一方的な講義スタイルではなく、「お互いに様々な意見を交換し、学び合う」手法が多く取り入れられています。異なる会社や背景を持つリーダー同士が対話することで、自らの行動を客観視し、組織を牽引するリーダーとしての意識が醸成されます。

講師は企業経営者としての立場に加え、現場での豊富な実務経験を有しており、自身の失敗談や実体験を交えながら講義を進められました。そのため、受講者が講師の話に引き込まれ、熱心に耳を傾ける様子が印象的でした。また、ワーク後の発表では、受講者の発言内容を要点ごとに整理しながら丁寧にフォローされており、受講者の理解を深めるとともに、発言しやすい雰囲気づくりにもつながっていました。

受講者の声(受講アンケートより)

  • 参加者の皆さんの前向きな姿勢や雰囲気から良い刺激を受けた。手法を学ぶだけでなく、同じ立場の方々の考えや経験を聞くことができ、大変参考になった。
  • 様々な業種の参加者とグループワークを行い、自分とは異なる多様な考え方に触れながら意見をまとめる経験ができたことが良かった。
  • 研修で学んだ内容を、明日からの業務に積極的に取り入れていきたい。

受講された皆さまが、今後、組織やチームを支える「かなめ」となる若手リーダーとして、それぞれの職場でご活躍されることを期待しております。

関連する研修のご紹介

若手リーダー研修で学んだ「チームワークづくり」の土台となるコミュニケーション力をテーマにした研修をご用意しています。

その他の研修については、こちらをご覧ください。

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中小企業大学校 四国キャンパス

電話番号(代表)
087-897-3101
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