No.46 経営トップセミナー　これからの中小企業経営

カリキュラム

• 研修カリキュラム（PDF:710 KB）

3月7日（金曜）

9時50分～10時00分

開講式・オリエンテーション

10時00分～12時30分

【基調講演】閉塞感を打ち破るために必要な今、社会に求められている会社とは『日本でいちばん大切にしたい会社大賞審査を通じて』
講師：日本でいちばん大切にしたい会社大賞 審査委員長 赤岩 茂（税理士法人報徳事務所　代表社員・理事長・公認会計士・税理士）
内容：2020年代に入り社会が大きく変革期を迎える中、赤岩茂氏は、単に経験だけに学ぶのではなく、哲学や歴史観に基づく対応が求められ、社会の変革が個々の企業、個々人に及び、存在意義や存在価値こそ問われているという。二宮尊徳の研究でも知られ、代表をつとめる税理士法人報徳事務所の由来は二宮尊徳の基本思想である「報徳一円」であり、長所を見出し、その力を十分に発揮させることを意味する。『後継者の仕事～進化の時代に必要な「経営のあり方と戦略」』、『財務経営力の強化書』、共著、『会社の「稼ぐ力」を読み解く』等、著書多数。

13時30分～14時30分

事例企業から学ぶための視座
講師：法政大学 教授　井上　善海
内容：社員や地域に支持される企業経営を実践されている事例3社の概要を紹介し、受講の際の視座としていただきます。

14時30分～17時00分

【事例1】社員第一主義経営『会社の発展は社員の幸せから』
講師：株式会社天彦産業（大阪）取締役会長 樋口 友夫
コーディネーター：井上 善海（前掲）
内容：自動車や建設機械、刃物など様々な製品に使用される素材から加工までサポートする1875年創業の特殊鋼販売商社。樋口友夫氏は2005年に5代目社長に就任し、「社員第一主義」「三方よし」などを経営方針として掲げる。女性が活躍する企業としても注目され、2014年4月に安倍晋三首相（当時）が企業視察。2022年6月に会長に就任。第13回「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」審査委員会特別賞受賞

17時15分～18時30分

受講者交流会 ※

3月8日（土曜）

9時30分～12時00分

【事例2】僕らのパーパスは「ふるさと守り」『変わらないために変わり続ける』
講師：モルツウェル株式会社（島根） 代表取締役社長 野津 積
講師：モルツウェル株式会社（島根） 専務取締役 野津 昭子
コーディネーター：井上 善海（前掲）
内容：全国の高齢者施設向けの調理済み食品の製造販売や在宅高齢者弁当配食サービス、買い物支援などを行っている会社。『誰もが最期まで「ごきげん」な社会をつくる』をビジョンに掲げ、少子高齢化にまつわる課題解決を行っている。先ずは食事を提供する側の痛みをDXで解消。社員が安心・安全に働くことができる職場づくり、また、障害の有無、年齢、性別、国籍に関わらずアイデアを提案できる環境づくりなど様々な取り組みを行っている。

13時00分～15時30分

【事例3】人に寄り添う経営『相手の未来を考えた「優しさ」を実行する』
講師：株式会社リペアサービス（北海道） 代表取締役社長 富田 訓司
コーディネーター：井上 善海（前掲）
内容：札幌市で賃貸物件向け24時間修繕受付及び修繕を行う会社。賃貸住宅の建物不具合に対する修繕サービスを通じて、賃貸生活のサポートを行うことで入居者が少しでも快適な住環境で暮らす手伝いを行っている。第13回「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」審査委員会特別賞受賞

15時30分～16時30分

事例企業から学ぶ成功のポイント
講師：井上 善海（前掲）
内容：3社の事例をもとに、人を大切にする企業経営のための成功ポイントをまとめ、明日からの経営に役立てていただきます。

16時30分～16時40分

終講式
内容：修了証書の交付