瀬戸校
No.156 ヒューマンエラー・ポカミス対策講座
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大学校以外で開催するコース、インターバルのあるコースがありますので、詳細ページにて研修内容をご確認ください。
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感染防止対策を行い、研修を実施しております。
受付中
研修の概要
- 研修日程
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2026年3月4日(水曜)~2026年3月6日(金曜)
- 研修期間(時間)
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全3日(21時間)
- 受講料
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32,000円
- 定員
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20名
- 対象
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経営幹部、管理者(製造業)
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ヒューマンエラーの発生にお悩みの方
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ヒューマンエラー対策を検討している方
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- 場所
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瀬戸校
研修のねらい
ヒューマンエラーやポカミスは、製品・サービスの品質低下や手戻りを発生させ、生産性低下を招くだけではなく、時には重大な事故に繋がることもあります。安全で高効率な職場環境を整えるためには、ヒューマンエラーを抑制する仕組みづくりが必要不可欠です。
本研修では、ヒューマンエラーやポカミスが発生する要因を理解し、その対策と生産性向上を両立する方法を学びます。また、実際に自社の課題を抽出し、職場を改善するためのアクションプランを検討します。
研修の特長
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組織全体でヒューマンエラー対策に取り組む方法を学びます。
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ポカミスを防ぎながら効率を上げる作業の改善方法を学びます。
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自社のヒューマンエラー・ポカミス対策のアクションプランを作成します。
カリキュラム
3月4日
- 9時20分~9時40分
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開講式・オリエンテーション
- 9時40分~12時40分
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ヒューマンエラーが会社に及ぼす大きな影響
ヒューマンエラーの発生要因を理解した上で、ヒューマンエラーが大きな災害につながる事を理解し、会社に及ぼす影響を確認します。-
ヒューマンエラーとは
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ヒューマンエラーを引き起こす4つの要因(人的要因、作業的要因、設備・システムの不備、管理面での不備)
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ヒューマンエラーが会社に及ぼす影響
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- 13時40分~17時40分
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組織で取り組むヒューマンエラー対策
ヒューマンエラーの人的要因を掘り下げ、作業者のスキルや人間の特性に注視して、ヒューマンエラーを発生させないようにしていく組織風土の構築を考えます。-
ヒューマンエラーが起こる人的要因
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人的要因によるエラーをなくしていくための、組織での行動原則
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【演習】ヒューマンエラーを防止する組織対策を考える
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- 18時10分~19時10分
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受講者交流会
3月5日
- 9時00分~12時30分
13時30分~14時00分 -
ヒューマンエラー発生の構造解析と安全対策
作業現場でヒューマンエラーにより製品不良や損失を生じること(ポカミス)について、発生構造の解析手法を理解し、事故やヒューマンエラーを防止する安産対策を考えます。-
事故やヒューマンエラーの構造を理解する:FAT解析
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事故やヒューマンエラーを防ぐ安全技術:フェイルセーフ、フールプルーフ等
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【演習】自社事例のFAT解析と安全技術適用の検討
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- 14時00分~17時30分
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生産効率アップとヒューマンエラー防止の両立
ムリ、ムダ、ムラを省く視点での、作業動作や手順の改善及び作業環境の整理、整頓、清掃等の実施により、作業効率のアップとポカミス防止を両立することを検討します。-
ムリ、ムダ、ムラを省く人間工学的な対策、動作経済の原則
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作業手順書、作業の標準化
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5S(3S)と目で見る管理
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【演習】自社のムリ、ムダ、ムラを省く対策の検討
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3月6日
- 9時00分~12時30分
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ヒューマンエラーを防止する職場組織の活動
事故・ヒューマンエラーを防ぐために職場で行う、安全衛生パトロール等の管理的な組織活動について確認します。-
安全衛生パトロール
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その他の管理的な職場での自主活動
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- 13時30分~16時30分
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自社のヒューマンエラー&ポカミス対策の検討【演習】
研修での学びを踏まえて、自社のヒューマンエラー対策を検討します。-
職場の問題点の洗い出し
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自社での課題の抽出
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ヒューマンエラー&ポカミス対策のアクションプラン作成
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- 16時40分~16時50分
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閉講式
備考
坂田 卓也(さかた たくや)

- 所属・役職:
- 合同会社サカタ経営・代表社員
- 略歴:
- 大日本印刷株式会社の生産総合研究所やエリーパワー株式会社の生産技術部を経て、経営コンサルタントとして独立し、現在の合同会社サカタ経営を設立。経営工学(IE)を活用した生産性の改善、品質管理(QC)や品質改善、新工場計画、生産ラインの自動化などの支援を行っている。支援実績は印刷関連、金属加工、食品加工、繊維と多岐にわたる業界の実績がある。中小企業診断士、技術士(機械部門)、エネルギー管理士(熱部門)、第3種電気主任技術者等を保有。