瀬戸校

No.143 全社で取り組む品質管理の考え方・進め方
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大学校以外で開催するコース、インターバルのあるコースがありますので、詳細ページにて研修内容をご確認ください。
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感染防止対策を行い、研修を実施しております。
受付中
研修の概要
- 研修日程
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2025年12月2日(火曜)~2025年12月4日(木曜)
- 研修期間(時間)
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全3日(21時間)
- 受講料
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32,000円
- 定員
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20名
- 対象
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管理者、新任管理者
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標準化や品質管理を体系的に学びたい方
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QC7つ道具を活用した課題解決手法を学びたい方
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自社の不良ゼロ化に取り組みたい方
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- 場所
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瀬戸校
研修のねらい
取引先の求める品質レベルの高度化に対応するためには、出荷検査だけでなく全社的な品質管理の体制構築が必要となります。
本研修では、顧客からの信頼を高め、品質不良による損失を改善するために品質を製造工程で作り込むQC(クオリティーコントロール)の考え方とその管理の進め方を学ぶとともに、演習を通じて自社の課題を検討します。
研修の特長
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生産現場で品質改善を実践するための品質管理手法を確実に使えるようになります。
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初めて品質管理を担当する方にもQC7つ道具による品質管理手法がわかりやすく学べます。
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不良品を製造しない現場を確立する品質管理の手法と進め方について学びます。
カリキュラム
12月2日
- 9時20分~9時40分
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開講式・オリエンテーション
- 9時40分~12時10分
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品質管理の基本的な考え方・進め方
品質管理部門の役割として課せられる品質管理、品質保証について基本的な考え方を解説します。また、事実をもとに現状を把握することや、PDCAを回すなど、品質管理の取り組みのポイントを学びます。さらに、QC7つ道具をはじめとした品質の管理と改善の基本手法について、豊富な事例を交えて学びます。-
品質管理の意義・目的
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品質管理・改善の基本的な考え方と進め方
(1)統計的な考え方
a)事実に基づく考え方
b)重点指向の考え方
c)原因と結果で物事を考える
d)標準化
e)バラツキを物差しにする
(2)改善のQCステップ(QCストーリー)
(3)PDCAを回す/後工程はお客様/不良損失金額算出 の考え方 -
品質管理の基本手法(QC7つ道具)
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- 13時10分~17時40分
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QC7つ道具を活用した問題解決(演習)
QCストーリーに従い、複数のQC7つ道具を使って問題解決に取り組むグループ演習を行うことで、実務の問題への対応力を高めます。-
QCストーリーに沿った問題解決の進め方
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QC7つ道具の複合的な使い方
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- 18時10分~19時10分
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受講者交流会
12月3日
- 9時00分~12時00分
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不良の原因追及と再発防止
不良が発生する仕組みを知り、その再発防止の取り組み方について学びます。-
原因の深掘り
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人為的ミスの分析
演習:なぜなぜ分析
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- 13時00分~17時30分
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見える品質管理の体系と実施ポイント
PDCAを見える化することで内容の質を高め、管理サイクルのスピードを早める「見える品質管理」について、その有効性や概要、具体的な実践方法を学びます。-
見える管理・マネジメントの必要性と概要
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見える品質マネジメントの体系
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見える品質マネジメントの基本的要件
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見える品質管理の基本
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見える品質管理の実践ポイント
(1)不良対策管理
(2)不良予防管理
(3)品質方針・目標管理
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12月4日
- 9時00分~12時00分
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見える品質管理の体系と実施ポイント
同上 - 13時00分~16時30分
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見える品質管理の道具立作成と自社課題の管理方法の改善検討(演習)
見える品質管理に使用する道具立を作成し、自社の品質に係る課題に対する管理方法の改善を検討します。-
見える品質管理の道具立作成
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自社の品質課題に対する管理方法の改善検討
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- 16時40分~16時50分
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閉講式
講師プロフィール
伊東 辰浩(いとう たつひろ)

- 所属・役職:
- 一般社団法人中部産業連盟 東京事業部 部長 主任コンサルタント
- 略歴:
- 2008年(一社)中部産業連盟入職以来、多数の企業でコンサルティング、教育研修に従事。全日本能率連盟認定マスター・マネジメント・コンサルタント、経済産業大臣登録中小企業診断士。専門分野は、5S・VM(見える経営・見える管理)活動の推進、品質管理を含むVM-FMS(フレキシブル生産システム)の構築および管理・改善、管理間接業務改革・革新など。著書に「モノづくり企業の品質管理大事典」(共著)など。