東京校
No.38 成長と安全を両立させる設備投資・意思決定
- ※大学校以外で開催するコース、インターバルのあるコースがありますので、詳細ページにて研修内容をご確認ください。
- ※新型コロナ感染防止対策を行い、研修を実施しております。
- 研修日程
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2024年2月13日(火曜)
~2024年2月15日(木曜)
- 研修期間(時間)
- 全3日(21時間)
- 受講料
- 32,000円
- 定員
- 20名
- 対象
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経営者, 経営幹部
・財務の視点から経営判断力を高めたい方
・設備投資(設備や不動産の購入)等、経営上の意思決定に関わる方
- 場所
- 東京校
研修のねらい
企業の経営活動においては、様々な局面で意思決定を行っていかなければなりません。特に、設備投資等、投資に係る意思決定は、マネジメント上の重要な要素です。本研修では、これら投資判断をするための材料として、資金調達から投資回収における実際の企業活動と財務上の数値変化を関連づけて考えることのできる「計数感覚」の視点からアプローチします。売上拡大策や設備投資等の意思決定の影響を、図解や数値例によって理解することをとおして、成長と安全を両立させる意思決定の考え方を学びます。
研修の特長
- 会計の仕組みと決算書の本質について、討議をとおして学びます。
- 実践的な設備投資計画の作り方を学びます。
- 設備投資計画作りの考え方を、他の重要な意思決定に応用して、成長と安全を両立させるポイントを整理し、企業経営の継続的な成長を目指します。
カリキュラム
2月13日(火曜)
オリエンテーション
会計の基本と決算書の本質
会計の基本的な仕組みと企業活動が決算書の数値に与える影響を学ぶことにより、決算書の本質を理解します。
固定資産の仕組み
固定資産取得や資金調達が財務数値に与える影響を基本から理解します。
- 投資収支の仕組みと減価償却
2月14日(水曜)
(昼休 12時20分~13時20分)
成長と安全を両立させるための要素
設備投資や固定資産の取得について、様々な事例の数値例で学ぶことにより、危機を回避・軽減する経営財務の考え方を理解します。(手計算での演習による内容の理解)
- 高い目標と控えめな予想
- 実は財務管理上危険な代表格
- 資金調達の良否の考え方
経営意思決定の種類
企業経営における判断局面を、短期的視点と長期的視点から理解します。
- 経営学の経営意思決定と中小企業の経営意思決定
2月15日(木曜)
(昼休 12時20分~13時20分)
成長と安全を両立させるための実践
設備投資や固定資産の取得について、PCを使用した様々な数値例によって投資と資金収支の変化を理解し、投資判断の留意点を理解します。(PCでの演習による数値変化の理解)
- 将来の不確実性を考慮する計画検討方法
- 利益が増加することで、資金繰りが逆に悪化してしまう要因と仕組み
- 不確実性が大きい設備投資「可能な場合」と「避けるべき場合」
経営意思決定の留意点のまとめ
研修のまとめとして、利益計画と資金計画の役割を理解することで、実際に自社の経営戦略を検討する際の留意点を整理します。
- 自社で取り組むべきことの整理
修了証書の授与
講師プロフィール
長尾 義敦
(ながお よしあつ)
長尾公認会計士事務所 代表
公認会計士 平成14年公認会計士試験合格後、朝日監査法人(現あずさ監査法人)に約11年間勤務。主として、事業再生支援、M&A支援、法定監査、外部・内部研修講師等の業務を行う。平成26年長尾公認会計士事務所として独立。事業再生、経営改善計画策定支援、事業承継、M&A支援等、幅広い分野で活躍している。研修講師としても、経営改善計画策定支援研修、経営者研修、支援機関向け研修等、豊富な研修実績を有する。
小柴 美樹
(こしば みき)
小柴公認会計士事務所 代表
平成5年公認会計士試験合格後、朝日監査法人(現あずさ監査法人)に24年間勤務し、主として、法定監査、株式公開支援、M&A支援、内部講師等の業務を行う。平成30年小柴公認会計士事務所を開設。内部統制構築支援、決算業務支援・助言、債権管理業務改善提案、上場会社の監査役、監査等委員等、幅広い分野で活躍している。
備考
- カリキュラムは都合により変更する場合があります。予めご了承ください。
- 当大学校の研修は人材交流の場でもあります。名刺交換などを積極的に行って頂きたいので、名刺は定員をご確認の上、多めにお持ち下さい。
申し込みから受講までの流れ
初めて研修を受講される方は、以下のページもご覧ください。
お問い合わせ
- 中小企業大学校東京校 企業研修課
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Tel: 042-565-1207
Fax: 042-590-2685