三条校

No.02 工場管理者養成コース(第14期)
-
※
大学校以外で開催するコース、インターバルのあるコースがありますので、詳細ページにて研修内容をご確認ください。
受付中
研修の概要
- 研修日程
-
2025年7月8日(火曜)~2025年7月10日(木曜)
2025年8月19日(火曜)~2025年8月21日(木曜)
2025年9月16日(火曜)~2025年9月18日(木曜)
2025年10月14日(火曜)~2025年10月16日(木曜)
2025年11月11日(火曜)~2025年11月13日(木曜)
2025年12月2日(火曜)~2025年12月4日(木曜) - 研修期間(時間)
-
全18日(108時間)
- 受講料
-
182,000円
- 定員
-
20名
- 対象
-
管理者
-
※
本研修は、製造業が対象です
-
※
- 場所
-
三条校
研修のねらい
工場管理者は、工場の管理・運営に係る幅広い知識とその応用力を習得する必要があります。
本コースでは、演習や自社課題研究を交えた実践的な研修を通じて、顧客の求める品質(Q)、原価(C)、納期(D)を満たすための効率的な工場管理とその運営ポイントを理解いただき、実践力のある工場管理者を養成いたします。
研修の特長
-
生産の3要素といわれる品質(Q)、原価(C)、納期(D)について、コース全体を通じて体系的に学ぶことができます。
-
講義による知識・手法の習得に加え、演習、グループディスカッション等の参加型要素を取り入れた実践的な研修です。
-
研修を通じて出会った受講生同士の交流により、新たな発見が生まれるとともに幅広い情報交換と社外の貴重な人的ネットワークの構築ができます。
-
自社課題研究は少人数のゼミナール形式!
-
事前課題(※)で自社工場の課題を抽出いただき、第1回から第2回のインターバル期間にゼミ担当講師が派遣企業を訪問・現場確認の上、受講生・上長との面談を行った結果を踏まえ、取り組む課題を決定していただきます。決定した課題は講師・他受講生からのアドバイスにより改善策の策定後、即自社工場で実践し、研修最終回に研修終了時点での成果と研修後の実現計画を発表していただきます。
-
※事前課題:経営者・上長の方とご相談の上、開講前の自社の課題等を抽出した資料をまとめていただきます。詳しくは受講決定の際にご案内いたします
カリキュラム
7月 テーマと狙い
- 工場管理と工場管理者の職務と役割
-
工場管理の原理原則を理解し、企業経営のなかでの工場管理者の職務と役割を理解します。
さらに、マネジメントサイクルに基づく工場運営の必要性を学びます。 - 5Sの考え方・進め方
-
工場の基本姿勢である5Sの考え方を理解するとともに、品質・原価・納期・安全性・モラールへの効果、5Sの阻害要因、導入のプロセス、進める上での留意点などを学びます。
- 課題研究(ゼミナール)
-
講義で学んだ内容について理解を促進するため、実例(講師・受講者の実践・経験談等)を共有し、自社の製造部門の課題を探求します。さらに講義で学んだ手法を活用し、自社課題を解決(改善)する方法を、講師のきめ細かいアドバイスを得ながら、掘り下げてまとめていきます。
7月8日(火曜)
- 9時30分~10時00分
-
オリエンテーション
- 10時00分~17時00分
-
-
工場管理と工場管理者の職務と役割
- ・
工場管理の考え方と生産システムの概要
- ・
工場管理者として果たす役割
- ・
職場の活性化のためのコミュニケーション
- ・
部下の支援と育成
- ・
-
7月9日(水曜)
- 9時30分~16時30分
-
-
課題研究(ゼミナール)1
-
7月10日(木曜)
- 9時30分~16時30分
-
-
5Sの考え方・進め方
- ・
5Sの正しい意味と真の目的
- ・
5Sの実践法
- ・
5Sを使った現場改善の実践【演習】
- ・
5Sの定着化
- ・
-
8月 テーマと狙い
- IEの考え方・進め方
-
作業改善と効率化を担うIEについて理解し、各種の技法を学ぶとともに、技法を活用した実践方法を事例や演習を交えて学びます。さらに、改善のアプローチ法を習得します。
- 課題研究(ゼミナール)2
8月19日(火曜)
- 9時30分~16時30分
-
-
IEの考え方・進め方
- ・
IEの考え方・進め方
- ・
現状分析のポイントと改善の考え方
- ・
IE技法を使った現場改善の実践【演習】
- ・
-
8月20日(水曜)
- 9時30分~16時30分
-
-
IEの考え方・進め方
-
前日の続き
-
-
8月21日(木曜)
- 9時30分~16時30分
-
-
課題研究(ゼミナール)2
-
9月 テーマと狙い
- 品質管理の基本と現場の問題発見と解決手法
-
品質第一、顧客志向を追及するため、品質管理の視点から、品質の維持・向上と組織で取り組む際の改善手法を学びます。また、職場が抱える課題などを解決するための問題解決手法を学ぶとともに、現場でQCストーリーを展開するための実践方法について、ケーススタディ等を交えながら学びます。
- 課題研究(ゼミナール)3
9月16日(火曜)
- 9時30分~16時30分
-
-
品質管理の基本
- ・
品質管理の考え方
- ・
QC7つ道具の意味と活用法
- ・
組織で行うための実践方法
- ・
-
9月17日(水曜)
- 9時30分~16時30分
-
-
現場の問題発見と解決手法(課題解決型QCストーリー)
- ・
QC的問題解決の進め方
- ・
特性要因図やなぜなぜ分析を用いた問題追及の手順
- ・
QC的改善活動の実践【演習】(QCストーリーの実践演習)
- ・
-
9月18日(木曜)
- 9時30分~16時30分
-
-
課題研究(ゼミナール)3
-
10月 テーマと狙い
- 原価管理の進め方とコストダウン手法
-
原価管理の仕組みと体系を把握し、財務諸表との関連や原価構成、原価の把握方法について学びます。さらに、原材料や労務費のほか外注費などのコストダウンを図り会社の収益につながる考え方と手順についても学びます。
- 課題研究(ゼミナール)4
10月14日(火曜)
- 9時30分~16時30分
-
-
原価管理の進め方とコストダウン手法
- ・
原価管理の考え方
- ・
原価構成の把握と付加価値
- ・
原価管理の実践【演習】
- ・
コストダウンの考え方・進め方【演習】
- ・
価格交渉における原価計算の重要性
- ・
-
10月15日(水曜)
- 9時30分~16時30分
-
-
原価管理の進め方とコストダウン手法
-
前日の続き
-
-
10月16日(木曜)
- 9時30分~16時30分
-
-
課題研究(ゼミナール)4
-
11月 テーマと狙い
- 生産計画の立て方と生産統制の進め方
-
工程管理の仕組みと体系、生産形態ごとの特徴や管理のポイントを学び、工数・負荷・日程・材料などを考慮した生産計画の策定手順を学びます。さらに、生産統制の考え方やリードタイム短縮の方法などについて併せて学びます。
- 課題研究(ゼミナール)5
11月11日(火曜)
- 9時30分~16時30分
-
-
生産計画の立て方と生産統制の進め方
- ・
工程管理の仕組みと体系
- ・
生産形態の分類と特徴
- ・
生産計画の種類と策定手順
- ・
生産統制の機能
- ・
適正な在庫管理のポイント
- ・
納期確保とリードタイム短縮
- ・
-
11月12日(水曜)
- 9時30分~16時30分
-
-
生産計画の立て方と生産統制の進め方
-
前日の続き
-
-
11月13日(木曜)
- 9時30分~16時30分
-
-
課題研究(ゼミナール)5
-
12月 テーマと狙い
- 課題研究(ゼミナール)6~7
-
ここまでの課題研究を積み重ね、さらにインターバル期間中に実践してきたことをレポートにまとめて、発表します。
- これからの製造業と工場管理者のあり方
-
工場管理者として知っておきたい、最新の経済情勢や中小製造業のあり方について学びます。また、これまでの研修で学んだ知識・手法を再確認しながら、課題研究(ゼミナール)で取り組んだ内容を自社内に定着させるための手順について学びます。
12月2日(火曜)
- 9時30分~17時30分
-
-
課題研究(ゼミナール)6
-
12月3日(水曜)
- 9時30分~17時00分
-
-
課題研究(ゼミナール)7
≪課題研究成果発表会≫
-
12月4日(木曜)
- 9時30分~15時00分
-
-
これからの製造業と工場管理者のあり方
- ・
今後の製造業の動向
- ・
管理者としてのリーダーシップ
- ・
課題研究成果の定着に向けて
- ・
-
- 15時00分~
-
終講式
講師プロフィール
山名 敏文(やまな としふみ)
- 所属・役職:
- 5S経営研究所株式会社 代表取締役 中小企業診断士
- 略歴:
- ガス機器メーカーに入社後、セラミックス関係の研究開発及び関連窯業会社の新工場設立・稼働を支援。退職後、コンサルティング会社(2006年6月30日まで、社団法人中部産業連盟 第2コンサルティング部 所長格、主席コンサルタント)を経て現在に至る。
大塚 泰雄(おおつか やすお)

- 所属・役職:
- (株)MEマネジメントサービス 専務取締役
- 略歴:
- 大手工作機械メーカーに11年勤務。主に企業では、設計・生産技術・購買・製造部門の原価管理システムの立案・構築・実施やVE、IE、購買査定テーブルを活用した、総合的コストダウンを展開し、企業の業績を改革するコンサルティング業務が活動の中心である。その他、公開セミナー、社内研修などの活動も行う。
福田 隆(ふくだ たかし)

- 所属・役職:
- ふくだ5S実践舎 代表
- 略歴:
- 1952年生まれ。国立小山工業高等専門学校工業化学科卒業。外資系大手製薬会社にて、生産技術・品質管理などに携わりながら5Sを実践し、安全性・品質・生産性向上に大きな成果を上げた。日本のモノづくりを支える多くの中小企業に5Sを広めるべく、2009年にふくだ5S実践舎を設立。「5S専門家」として製造業・サービス業・教育機関など多業種にわたる指導実績があるほか、セミナー講師としても活躍している。
佐藤 直樹(さとう なおき)

- 所属・役職:
- 一般社団法人中部産業連盟 執行理事 主席コンサルタント
- 略歴:
- 2002年中産連入職以来、多数の企業でコンサルティング、教育研修に従事。JRCA登録主任審査員(ISO9001:品質マネジメントシステム)。全日本能率連盟認定マネジメント・コンサルタント。
専門分野はVM(見える経営・見える管理)活動の推進、品質管理を含むFMS(フレキシブル生産システム)の構築および管理・改善、管理間接業務改革・革新など。著書に「新まるごと工場コストダウン事典(共著)」など。
古澤 智(ふるさわ さとし)

- 所属・役職:
- 合同会社FRSコンサルティング 代表社員
- 略歴:
- 大学卒業後、総合電機メーカーで製品設計に従事。その後、中小企業支援センターにて様々な中小企業の支援に従事したのちコンサルタントとして独立。技術経営、現場改善を得意とし、企業に寄り添う伴走型支援を重視する。
中小企業大学校 三条校
- 電話番号(代表)
- 0256-38-0770
- FAX
- 0256-38-0777
- 住所
- 〒955-0025 新潟県三条市上野原570