三条校

No.103 技能継承の取り組み方
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※
大学校以外で開催するコース、インターバルのあるコースがありますので、詳細ページにて研修内容をご確認ください。
受付中
研修の概要
- 研修日程
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2025年2月17日(月曜)~2025年2月18日(火曜)
- 研修期間(時間)
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全2日(12時間)
- 受講料
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22,000円
- 定員
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20名
- 対象
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主に製造業の経営者、経営幹部
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自社の経営企画に携わる方
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技術・技能を次世代に引き継がせたい方
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- 場所
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三条校
研修のねらい
少子高齢化が進み、さまざまな業界で技術等の継承が課題になる中、特に高齢化が製造業界においては深刻化しており、これまで培ってきた熟練技能の喪失が懸念されています。機械ではできない技術をいかに引継ぎ、企業としての競争力を保ち続けるためには、技能継承は必要不可欠と言えます。
本研修では、熟練度が高く、属人化する技能を継承するための問題点を洗い出し、スムーズなバトンタッチを行った先行事例を学びながら自社ではどのように引き継いで行くのかを学びます。
研修の特長
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熟練度が高く、属人化している技能継承の手段としてどのような方法があるのか、どうしたらできるのかが理解できます。
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自社の状況を客観視することで、課題を浮き彫りにできます。
カリキュラム
2月17日(月曜)
- 9時20分~9時30分
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オリエンテーション
- 9時30分~16時30分
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技能継承の必要性
技能継承がなぜ必要なのか、現状の問題点、課題を理解します。
技能継承に失敗した場合、組織の持続可能性、競合他社との競争力の維持・向上、技術やノウハウの伝承などに悪影響がでること学びます。
技能継承の風土・体制づくり
効果的な技能継承には、社内制度、支援体制の整備が必要であり、会社の方針から中長期計画を立て、確実に進めることが重要であると学びます。
技能継承者の育成
技能継承者の現状のスキルを把握し、継承するべき技能としない技能の取捨選択を行い、継承者の成長段階に合わせた個別の育成計画を立てる必要性を学びます。
会社として継承するにあたって優先すべき内容を説明するとともに、教え方を4つのステップごとに説明し、演習を行います。(折り紙を使用)
技能継承の手段
作業手順書、OJT,OFF-JT、動画マニュアルなど事例を紹介し、作成手順を学びます。
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2月18日(火曜)
- 9時30分~16時30分
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技能継承の成功例・失敗例(事例紹介)
成功事例の取り組み方、失敗事例の取り組み方を学びます。
(体系的に取り組んでいたか、経営層が関心をもっていたかなど)
自社への落とし込み(演習)
研修で習得したことを自社に置き換えて、自社における技能継承のあり方を検討します。- ・
制度、仕組み、支援体制、技能の洗い出し、目標設定、計画の作成
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手段の1つとして作業手順書を作成
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- 16時30分~16時40分
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修了証書の授与
講師プロフィール
菊地 俊之(きくち としゆき)
- 所属・役職:
- 一般社団法人中部産業連盟 東京事業部 経営革新コンサルティング部
- 略歴:
- 2003年明治大学大学院理工学研究科機械工学修了後、日産自動車株式会社に入社。生産技術部門で品質改善・NPSを実践するほか、新規プロジェクトの工程設計に従事。その後2018年にPLASTIC OMNIUM株式会社に入社し、自動化設備の導入および改善活動などに携わる。
2021年に中部産業連盟に入職し、5S・VM(目で見る管理)活動の推進支援生産管理改善研修、課題解決研修、現場OJT研修等を中心に講義を行っており、JICA協力事業(インド派遣)カイゼン講師を担当する。
中小企業大学校 三条校
- 電話番号(代表)
- 0256-38-0770
- FAX
- 0256-38-0777
- 住所
- 〒955-0025 新潟県三条市上野原570