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広島校

No.20 実践で学ぶ!品質改善の進め方

  • 大学校以外で開催するコース、インターバルのあるコースがありますので、詳細ページにて研修内容をご確認ください。

受付中

研修の概要

研修日程

2025年7月28日(月曜)~2025年8月27日(水曜)

研修期間(時間)

全4日(26時間)

受講料

36,000円

定員

20名

対象

製造部門の管理者・リーダー等

場所

中小企業大学校広島校

研修のねらい

顧客(取引先)の求める品質レベルの高度化に対応した製品を提供し続けるためには、出荷検査だけでなく品質に影響を与える要因管理や工程毎の特性管理など全社を挙げて品質改善に向けた体制の整備や仕組の構築が求められます。
この研修では、品質改善とは何かを理解し、自社が抱える品質問題をテーマとして取り上げ、問題解決のステップに沿って解決まで取り組むことにより、品質改善の実践力を養成するとともに、品質改善を継続させるためのポイントを学びます。
また、インターバルに自社の品質問題の改善案の実施・検討に取り組んでいただき、検証を踏まえてさらなる品質改善を図ります。

カリキュラム

7月28日(月曜)

8時50分~9時00分

開講式・オリエンテーション

9時00分~10時00分

自社の品質問題
講師:NAO中小企業診断士事務所 代表 佐々木 尚樹

  • 事前課題の発表と自己紹介
    • 会社、職場の概要説明と工程・演習テーマの発表
10時00分~17時00分
(昼休12時00分~13時00分)

品質管理の意義と進め方
講師:佐々木 尚樹(前掲)

  • 品質管理の意義とその重要性
  • 品質改善の基本的進め方
  • 重点志向とその留意点
  • 問題解決プロセス
  • QC7つ道具(演習)
17時15分~18時30分

受講者交流会 ※1

7月29日(火曜)

9時00分~16時00分
(昼休12時00分~13時00分)

事例による問題解決プロセスの実施と改善計画の策定(演習)
講師:佐々木 尚樹(前掲)

  • 与えられた生産データに基づく「問題解決プロセスに沿った品質改善」(演習)
    • 事実に基づく現状把握
    • 問題の洗い出し
    • 重点志向を考慮した問題の絞込み
    • 目標値の設定(目標展開と管理指標の見える化(KPI))
    • 要因分析(真因分析)
    • 改善計画立案、実施(アイデア発想法(ブレンストーミング法他))
    • 成果の確認、歯止め
  • インターバルの自主活動の内容の方向付け(計画立案)
【事前課題】

別途配布する「自社の品質問題(会社・職場・工程の紹介および演習テーマ)」を作成し、第1回の研修時に持参していただきます。

【インターバルの課題】

第2回開講まで(インターバル)に「自社の品質問題の改善計画の実施・検討(現状把握に基づく真因追求データの収集、データ分析、成果確認等)」の課題に取り組みます。

8月26日(火曜)

9時00分~12時00分

品質改善における日常管理のあり方
講師:佐々木 尚樹(前掲)

  • 品質に関し、定量的に目で見る管理が日常的に実践できるスキルを習得
  • 不具合発生の予防に関する変化点管理のやり方
  • ヒューマンエラーの原因と対策
13時00分~17時00分

自主活動のまとめ(演習)
講師:企業診断事務所フライングマップ 代表 佐々木 修
講師:大文総合技術 代表 仲田 文猛
講師:佐々木 尚樹(前掲)

  • インターバルに行った自社の品質問題への取組み内容を発表
    • 受講生が相互に意見交換
    • 要因分析の深掘り
    • 歯止め対策の有効性を検証
    • 講師からアドバイス
    • 自主活動報告書の完成
  • 自社の品質改善活動のポイントのまとめ

8月27日(水曜)

9時00分~12時00分

自主活動のまとめ(演習)
講師:佐々木 修(前掲)
講師:仲田 文猛(前掲)
講師:佐々木 尚樹(前掲)
内容:(前日の続き)

13時00分~16時00分

研修全体の振り返りと今後の品質改善活動の取組について
講師:佐々木 修(前掲)
講師:仲田 文猛(前掲)
講師:佐々木 尚樹(前掲)

  • 研修全体の振り返りとともに、今後の品質改善活動の取組を報告(自主活動報告書の発表)
  • 自主活動のまとめと報告により、伝えるポイント(ストーリー性、因果関係の重要性)を習得
16時00分~16時10分

終講式
内容:修了証書の交付

講師プロフィール

佐々木 尚樹(ささき なおき)

所属・役職:
NAO中小企業診断士事務所 代表
略歴:
大学卒業後、大手メーカーにて生産技術開発、VA/VE、J-ABC(取引先製造現場改善)活動等に従事した後、2016年に独立開業。

佐々木 修(ささき おさむ)

所属・役職:
企業診断事務所フライングマップ 代表
略歴:
(略歴)国立広島大学を卒業後、マツダ株式会社へ入社し、2001年以降、ドイツ系、イギリス系の自動車部品メーカー数社を歴任後、2018年に独立開業。品質改善、生産性の改善と幅広く活躍。

仲田 文猛(なかた ふみたけ)

所属・役職:
大文総合技術 代表
略歴:
1981年、熊本大学工学部卒業後、マツダ株式会社へ入社。広島本社工場製造部車両組立工場にて従事。1987年、タイ国SMMIの製造・品質保証・検査部長を担当。その後、車体組立工場マネージャー、車両組立工場マネージャー、工務技術マネージャーを担当。2007年、中国南京の長安・フォード・マツダへプロジェクトマネージャーとして赴任。2013年、経営コンサルタントとして独立、現在に至る。

備考

  1. ※1.
    研修初日終了後に受講者交流会(参加費:3,000円)を開催する予定です。なお、都合により受講者交流会の開催を見送る場合がございます。
  2. ※2.
    カリキュラムは都合により変更する場合がありますので予めご了承ください。

アクセス

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