広島校

No.8 事業継続計画(BCP)のつくり方(広島駅前開催)
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大学校以外で開催するコース、インターバルのあるコースがありますので、詳細ページにて研修内容をご確認ください。
受付中
研修の概要
- 研修日程
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2025年5月20日(火曜)〜2025年5月21日(水曜)
- 研修期間(時間)
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全2日(14時間)
- 受講料
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22,000円
- 定員
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20名
- 対象
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中小企業の経営者・経営幹部等
研修のねらい
豪雨の発生が予想される状況で、従業員に「明日の出社は自己判断」という指示を出した会社があった。従業員からは、「もし無理して出社して被災したら?」「私だけ出社していなかったら、周りからどういう目で見られるか不安」などの声が聞かれた。
この事例のように、危機への対応を組織的に行えないと、現場は混乱し顧客や関係者が被害に巻き込まれるなどの影響が懸念されます。この研修では、中小企業が自らの身の丈に合った危機対応やBCPの仕組みを構築する手法を学びます。
研修の特長
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企業のリスクマネジメントとBCP、BCM(事業継続マネジメント)の基本を理解できる。
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実際のBCPの事例を参考にBCPの策定手順と実践上のポイントを学べる。
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自社におけるBCPの検討・立案に取り組み、策定したBCPの組織浸透の方法についても学べる。
カリキュラム
5月20日(火曜)
- 9時20分~9時30分
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開講式・オリエンテーション
- 9時30分~12時30分
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企業のリスク対応力強化とBCP作成のコツ
講師:株式会社フォーサイツコンサルティング 代表取締役社長 浅野 睦
内容:中小企業におけるリスクマネジメントの考え方を学ぶとともに、BCPとは何か、対策をどこまで講じればよいのかなどを整理し、BCP策定のコツを学びます。-
中小企業におけるリスクマネジメントの考え方
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規模別、業種別、業態別に異なるBCPのポイント
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リスクの想定をどのように考える必要があるか
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BCP導入企業の事例
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BCP作成にあたって陥りやすい場面と解決法
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- 13時30分~17時30分
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自社BCPの作成(演習)
講師:浅野 睦(前掲)
内容:BCPの作成手順と勘所、防災対策とBCPの違いなど、策定時に悩みどころとなるポイントを具体的な事例等を用いて解説します。講義と演習を交互に行い、自社BCPの策定につなげます。
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BCPの骨格の策定
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リスクの想定をどのように行うか?
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復旧目標と計画の立て方
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事業影響度分析(ビジネスインパクト分析)
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対応策の具体化
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緊急時体制の明確化
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緊急時における発動フローと対応の要点
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5月21日(水曜)
- 9時30分~12時30分
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自社BCPの作成(演習)
講師:浅野 睦(前掲)
内容:(前日の続き) - 13時30分~17時30分
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作成したBCPの組織浸透と訓練の進め方
講師:浅野 睦(前掲)
内容:緊急時を想定した訓練(図上演習)により実効性の高いBCP策定につなげるとともに、策定したBCPの組織浸透の方法についても学びます。-
緊急時を想定した事例演習(3パターン)
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BCPの組織浸透
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PDCAサイクルのまわし方とBCP見直しの仕組み
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- 17時30分~17時40分
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終講式
内容:修了証書の交付
講師プロフィール
浅野 睦(あさの まこと)

- 所属・役職:
- 株式会社フォーサイツコンサルティング 代表取締役社長
- 略歴:
- 1963年生まれ。一般財団法人リスクマネジメント協会理事。株式会社丸井、米国保険会社プルデンシャルを経て1996年にコンサルタントとして開業。リスクマネジメントを専門分野とし、事故防止や不正防止、コンプライアンス、組織マネジメントなどで大手・中堅企業、医療機関、福祉事業などのコンサルティング、研修活動を行っている。リスクマネジメントにおける企業コンサルティングおよび研修・調査実績は3千件を超える。
備考
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カリキュラムは都合により変更する場合があります。予めご了承ください