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広島校

No.31 多能工化の進め方

  • 大学校以外で開催するコース、インターバルのあるコースがありますので、詳細ページにて研修内容をご確認ください。

受付中

研修の概要

研修日程

2024年10月22日(火曜)~2024年10月24日(木曜)

研修期間(時間)

全3日(21時間)

受講料

32,000円

定員

30名

対象

経営幹部・製造部門の管理者等

場所

広島校

研修のねらい

生産現場では納期変更や飛び込み受注の要求に対応した柔軟な生産体制の構築が求められています。また、近年では熟練技術者の持つスキルやノウハウ等技能を継承することも重要となっています。その際、「指導する人」「指導を受ける人」「両者の間に立つ人」など、それぞれの立場に応じた役割や使命について、お互いに理解し合っていることが何より大切です。
本研修では、多能工の考え方や効果を理解した上で多能工化に当たっての作業標準の設定、技能の可視化の仕方や教育訓練の進め方のポイントについて、演習を交えて学びます。また、多能工化を「全社を挙げて円滑に進める」ため、自社の現状把握を行い、スキルマップ作成に取り組み、自社に合った多能工化実施計画を検討します。

研修の特長

  • 「多能工化」の意義と目的を理解し、作業改善や作業標準の視点から「多能工化」の教育訓練手法を体得します。
  • 棚卸分析を通じて作業と業務を「見える化」し、自社の現状を踏まえた「スキルマップ」を作成します。
  • 実行・運用時の課題を洗い出し、対策案を検討しながら、自社に合った「多能工化実施計画」を策定します。

カリキュラム

10月22日(火曜)

8時50分~9時00分

開講式・オリエンテーション

9時00分~12時00分

多能工化の意義と管理者の役割
講師:株式会社実践マネジメント研究所 代表取締役 植條英典

  • 多能工の意義と目的(メリット・デメリットなど)
  • 多能工化の取り組み方と手順
  • 責任者(部長クラス)・管理者(リーダー)に求められる役割
13時00分~15時00分

現状把握(作業と業務棚卸分析)
講師:植條 英典(前掲)

  • 作業と業務の分類方法(大分類・中分類・小分類)
  • 作業と業務の負荷調査・従業員スキル調査の進め方
15時00分~17時30分

スキルマップの作成(演習)
講師:植條 英典(前掲)

  • スキルマップの考え方と作り方
  • 副読本や他社との比較により改良点を発見
17時45分~19時00分

受講者交流会 ※1

10月23日(水曜)

9時00分~11時00分

多能工を養成するための教育訓練とそのポイント
講師:植條 英典(前掲)

  • QC工程表と作業標準の作り方と運用方法
  • 副読本や他社との比較により改良点を発見
11時00分~15時30分
(昼休12時00分~13時00分)

多能工を養成するための教育訓練の進め方(演習)
講師:植條 英典(前掲)

  • 教育訓練をロールプレイング方式で実施(サイコロづくり・紙箱づくり・紙飛行機づくり)
  • 教育訓練の進め方と心得を体得
15時30分~17時30分

作業改善と作業標準
講師:植條 英典(前掲)

  • 作業改善の進め方と作業標準の作り方(ビデオ撮影と作業改善および作業標準のポイント)

10月24日(木曜)

9時00分~12時00分

多能工化計画づくりの基本
講師:植條 英典(前掲)

  • 多能工化計画の立て方と運用のポイント
13時00分~16時00分

多能工化計画の作成と発表
講師:植條 英典(前掲)

  • 自社の多能工化実施計画の立案
  • 自社での実行・運用に向けた課題の洗い出しと対策案の検討等
  • 計画の発表(グループ内で実施)
16時00分~16時10分

終講式
内容:修了証書の交付

講師プロフィール

植條 英典

植條 英典(うえじょう ひでのり)

所属・役職:
株式会社実践マネジメント研究所 代表取締役
略歴:
1958年岡山県生まれ。奈良県在住。大学で生産管理、IE技法、QC手法を学ぶ。中堅家具製造卸会社の経営企画室勤務を経て1985年に中村技術士事務所に入所。
以来、製造業を中心とした現場の改善と管理者の育成を手掛ける。2004年、実践マネジメント研究所を設立し、2016年2月に法人化。
これまで全国各地で大手メーカーから中小企業まで約370社を指導。その経験を活かして中小企業大学校や各地の産業団体等で研修講師として活躍している。
モットーは、「常に企業は人なり」「改善に終わりなし」「ご安全に」。豊富な具体例を基にした分かりやすいセミナー内容と情熱あふれる指導ぶりには定評がある。

備考

  1. ※1.
    研修初日終了後に受講者交流会(参加費:3,000円)を開催する予定です。なお、都合により受講者交流会の開催を見送る場合がございます。

  2. ※2.
    カリキュラムは都合により変更する場合がありますので予めご了承ください。

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