広島校

No.20 自社で実践できる!品質改善の進め方
-
※
大学校以外で開催するコース、インターバルのあるコースがありますので、詳細ページにて研修内容をご確認ください。
申込終了
研修の概要
- 研修日程
-
2024年7月29日(月曜)〜2024年8月28日(水曜)
- 研修期間(時間)
-
全4日(26時間)
- 受講料
-
36,000円
- 定員
-
20名
- 対象
-
製造部門の管理者・リーダー等
- 場所
-
広島校
研修のねらい
顧客(取引先)の求める品質レベルの高度化に対応した製品を提供し続けるためには、出荷検査だけでなく品質に影響を与える要因管理や工程毎の特性管理など全社を挙げて品質改善に向けた体制の整備や仕組の構築が求められます。
この研修では、品質改善とは何かを理解し、自社が抱える品質問題をテーマとして取り上げ、問題解決のステップに沿って解決まで取り組むことにより、品質改善の実践力を養成するとともに、品質改善を継続させるためのポイントを学びます。
また、インターバル期間に自社の品質問題の改善案の実施・検討に取り組んでいただき、検証を踏まえてさらなる品質改善を図ります。
研修の特長
-
品質改善・品質保証の意義と重要性を理解し、中小製造業の品質改善活動の進め方を学びます。
-
自社が抱える品質問題の現状把握及び要因分析の仕方など改善指標の設定方法を学びます。
-
自社の品質改善策の効果の具体的な把握と歯止め策の標準化等で実践力を身につけます。
カリキュラム
7月29日(月曜)
- 8時50分~9時00分
-
開講式・オリエンテーション
- 9時00分~10時00分
-
自社の品質問題
講師:NAO中小企業診断士事務所 代表 佐々木尚樹
内容:事前課題の発表と自己紹介-
会社、職場の概要説明と工程・演習テーマの発表
-
- 10時00分~17時00分
(昼休12時00分~13時00分) -
品質管理における品質改善の進め方
講師:佐々木 尚樹(前掲)-
品質管理の意義とその重要性
-
品質改善の基本的進め方
-
重点志向とその留意点
-
問題解決プロセス
-
QC7つ道具(演習)
-
- 17時15分~18時30分
-
受講者交流会 ※1
7月30日(火曜)
- 9時00分~16時00分
(昼休12時00分~13時00分) -
事例による問題解決プロセスの実施と改善計画の策定(演習)
講師:佐々木 尚樹(前掲)
-
与えられた生産データに基づく「問題解決プロセスに沿った品質改善」(演習)
事実に基づく現状把握
問題の洗い出し
重点志向を配慮した問題の絞込み
目標値の設定(目標展開と管理指標の見える化(KPI))
要因分析(真因分析)
改善計画立案、実施(アイデア発想法(ブレンストーミング法 他))
成果の確認、歯止め
-
インターバル期間の自主活動の内容の方向付け(計画立案)
-
-
【インターバル期間の課題】
後期開講まで(インターバル期間)に「自社の品質問題の改善計画の実施・検討(現状把握に基づく真因追求データの収集、データ分析、成果確認等)」の課題に取り組みます。
8月27日(火曜)
- 9時00分~12時00分
-
品質改善における日常管理のあり方
講師:佐々木 尚樹(前掲)-
品質に関し、定量的に目で見る管理が日常的に実践できるスキルを習得
-
不具合発生の予防に関する変化点管理のやり方
-
- 13時00分~17時00分
-
自主活動のまとめ(演習)
講師:大文総合技術 代表 仲田 文猛
講師:企業診断事務所フライングマップ 代表 佐々木 修
講師:佐々木 尚樹(前掲)-
インターバル期間に行った自社の品質問題への取組み内容を発表
受講生が相互に意見交換
要因分析の深掘り
歯止め対策の有効性を検証
講師からアドバイス
自主活動報告書の完成 -
自社の品質改善活動のポイントのまとめ
-
8月28日(水曜)
- 9時00分~12時00分
-
自主活動のまとめ(演習)
講師:仲田 文猛(前掲)
講師:佐々木 修(前掲)
講師:佐々木 尚樹(前掲)
内容:(前日の続き) - 13時00分~16時00分
-
研修全体の振り返りと今後の品質改善活動の取組について
講師:仲田 文猛(前掲)
講師:佐々木 修(前掲)
講師:佐々木 尚樹(前掲)-
研修全体の振り返りとともに、今後の品質改善活動の取組を報告(自主活動報告書の発表)
-
自主活動のまとめと報告により、伝えるポイント(ストーリー性、因果関係の重要性)を習得
-
- 16時00分~16時10分
-
終講式
内容:修了証書の交付
講師プロフィール
佐々木 尚樹(ささき なおき)
- 所属・役職:
- NAO中小企業診断士事務所 代表
- 略歴:
- 大学卒業後、大手メーカーにて生産技術開発、VA/VE、J-ABC(取引先製造現場改善)活動等に従事した後、2016年に独立開業。
仲田 文猛(なかた ふみたけ)
- 所属・役職:
- 大文総合技術 代表
- 略歴:
- 1981年、熊本大学工学部卒業後、マツダ株式会社へ入社。広島本社工場製造部車両組立工場にて従事。1987年、タイ国SMMIの製造・品質保証・検査部長を担当。その後、車体組立工場マネージャー、車両組立工場マネージャー、工務技術マネージャーを担当。2007年、中国南京の長安・フォード・マツダへプロジェクトマネージャーとして赴任。2013年、経営コンサルタントとして独立、現在に至る。
佐々木 修(ささき おさむ)
- 所属・役職:
- 企業診断事務所フライングマップ 代表
- 略歴:
- (略歴)国立広島大学を卒業後、マツダ株式会社へ入社し、2001年以降、ドイツ系、イギリス系の自動車部品メーカー数社を歴任後、2018年に独立開業。品質改善、生産性の改善と幅広く活躍。
備考
-
※1.
研修初日終了後に受講者交流会(参加費:3,000円)を開催する予定です。なお、都合により受講者交流会の開催を見送る場合がございます。
-
※2.
カリキュラムは都合により変更する場合がありますので予めご了承ください。