広島校
No.72 工場管理者養成コース(第30期)
- ※大学校以外で開催するコース、インターバルのあるコースがありますので、詳細ページにて研修内容をご確認ください。
- ※新型コロナ感染防止対策を行い、研修を実施しております。
- 研修日程
-
2023年9月13日(水曜)
2023年9月14日(木曜)
2023年9月15日(金曜)
2023年10月11日(水曜)
2023年10月12日(木曜)
2023年10月13日(金曜)
2023年11月15日(水曜)
2023年11月16日(木曜)
2023年11月17日(金曜)
2023年12月13日(水曜)
2023年12月14日(木曜)
2023年12月15日(金曜)
2024年1月17日(水曜)
2024年1月18日(木曜)
2024年1月19日(金曜)
2024年2月14日(水曜)
2024年2月15日(木曜)
2024年2月16日(金曜)
- 研修期間(時間)
- 全18日(108時間)
- 受講料
- 182,000円
- 定員
- 20名
- 対象
- 経営幹部, 管理者
- 場所
- 広島校
研修のねらい
製造現場の中核である工場管理者は、自社工場全体の動きを捉え、バランスよく生産活動を管理・運営することにより生産性の向上を図ることが大きな役割となっています。このために、工場管理者は管理・運営についての幅広い知識とその応用力を習得し、リーダーシップを発揮することが強く求められています。
そこで、本研修では、演習や課題研究をまじえた実践的な講義を通じて、顧客から求められる品質(Q)、原価(C)、納期(D)の関係を体系的に理解していただくとともに、効率的な工場の管理・運営のポイントを習得していただきます。
さらに、自社工場の改善策を作成する能力を身に付けることにより、経営者への提案と部下への効果的な指導ができる実行型の管理者を養成することを目的としています。
研修の特長
- 工場管理者に必要なQCDにおける各種知識を体系的に学習できる
- 多くの演習により、学習した知識の実践力・問題解決力が高まる
- 実務経験豊富な講師陣による丁寧な指導
- ゼミナール形式で、自社製造現場の改善計画をブラッシュアップ
- 受講者間の交流による情報交換・相互啓発と人的ネットワークの形成
カリキュラム
9月13日(水曜)
工場管理の基本と現場改善技法
工場管理者として必要な生産管理の仕組み・体系を理解すると共に、生産合理化の基本となる5S及びIEの効果的な進め方について学んで頂きます。
開講式・オリエンテーション
工場(生産)管理の基本
講師: NAO中小企業診断士事務所 代表 佐々木 尚樹
受注から出荷までの生産活動の仕組みと生産システムの基本構造を理解するとともに、品質(Q)・コスト(C)・納期(D)の意義と相互の関係について体系的に学んで頂きます。
- 生産管理の仕組みと体系
- 生産合理化、生産性向上の考え方
工場管理者の職務と役割
講師: NAO中小企業診断士事務所 代表 佐々木 尚樹
工場管理者としての職務と期待される役割を明確にし、工場管理者として必要な知識・スキルを学んで頂きます。
- 工場管理者として果たすべき役割と求められる実務知識
- 部下の指導育成方法
9月14日(木曜)
(昼休12時00分~13時00分)
IE技法の理解と活用
講師: NAO中小企業診断士事務所 代表 佐々木 尚樹
生産現場のムダ・ムラ・ムリを省き生産合理化の基本となるIE技法の考え方や活用法について学んで頂きます。
- 現場改善の着眼点
- IE技法の基本的な考え方
- IE技法の活用法(工程分析、稼動分析、時間管理等)
ゼミナール検討会
カリキュラムとは別にゼミナール検討会を行います。
受講者交流会
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、当面の間中止としています。開催する場合は改めてご案内致します。
9月15日(金曜)
(昼休12時00分~13時00分)
5Sの考え方・進め方
講師: NAO中小企業診断士事務所 代表 佐々木 尚樹
現場改善の基本となる5Sの考え方、進め方について学んで頂きます。
- 5Sとは
- 改善の実践的な進め方
10月11日(水曜)
高品質実現のための工場づくり
顧客が満足し、不良ゼロの品質保証が可能な工場とするために必要とされる品質管理の基本知識を理解すると共に、生産現場への品質意識の徹底の仕方やQC的問題解決の進め方について学んで頂きます。
品質管理の進め方
講師: PQMコンサルティング 代表 増田 信一
生産活動における品質管理の意義と問題解決に有効なTQCの考え方と進め方、作業標準の進め方について学んで頂きます。
- 品質管理の意義とTQCの考え方
- ISO9001の考え方
- 作業標準の考え方と手順
QC的問題解決の進め方
講師: PQMコンサルティング 代表 増田 信一
生産現場における品質意識の徹底とQC的問題解決の考え方と進め方について理解すると共に、それに必要な品質管理の手法について学んで頂きます。
- QC的ものの見方・考え方
- QC的問題解決の進め方
- QC七つ道具の使い方
10月12日(木曜)
(昼休12時00分~13時00分)
QC的問題解決の進め方(続き)
講師: PQMコンサルティング 代表 増田 信一
生産現場における品質意識の徹底とQC的問題解決の考え方と進め方について理解すると共に、それに必要な品質管理の手法について学んで頂きます。
- QC的ものの見方・考え方
- QC的問題解決の進め方
- QC七つ道具の使い方
10月13日(金曜)
(昼休12時00分~13時00分)
(課題研究)工場改善計画の策定1
講師:
FOUNTAIN 代表 泉 旦茂
中小企業診断士 井上 貢
広島県溶接協会 顧問 山本 宏
NAO中小企業診断士事務所 代表 佐々木 尚樹
(座学フォローアップ)
- これまでの学習内容を自社課題の解決に十分に役立てて頂くために、担当講師によるフォローアップを行います。
(学習目標の明確化)
- 各自の課題を明確にする為、生産現場の現状を説明する資料を準備して参加して頂きます。
- 各担当講師からの指導を踏まえ、問題・課題を整理して頂きます。
11月15日(水曜)
納期が守れる工場体質づくり
納期が守れる生産システムの構築をねらいとする工程管理の考え方と進め方、及びリードタイム(生産期間)短縮の方策について、生産形態の違いに留意しながら学んで頂きます。
(昼休12時00分~13時00分)
生産計画の立て方
講師: 早稲田大学理工学術院 名誉教授 吉本 一穗
効率的かつ効果的な生産を進めていくための生産計画の立て方について学んで頂きます。
- 生産形態と生産管理の方法
- 生産計画の種類と策定手順
- 手順計画・工数計画・負荷計画・日程計画・材料計画の立て方
11月16日(木曜)
(昼休12時00分~13時00分)
生産統制の進め方
講師: 早稲田大学理工学術院 名誉教授 吉本 一穗
生産計画に沿った円滑な生産活動を行うための生産統制の進め方について理解すると共に、納期厳守のための管理のあり方及び具体的なリードタイム短縮の方法について学んで頂きます。
- 生産統制の機能と方法(差立て、進度管理、余力管理、現品管理)
- 進捗統制のための手法(ガントチャート等)
- 納期確保とリードタイムの短縮
11月17日(金曜)
(昼休12時00分~13時00分)
(課題研究)工場改善計画の策定2
講師:
FOUNTAIN 代表 泉 旦茂
中小企業診断士 井上 貢
広島県溶接協会 顧問 山本 宏
NAO中小企業診断士事務所 代表 佐々木 尚樹
座学フォローアップ
- これまでの学習内容を自社課題の解決に十分に役立てて頂くために、担当講師によるフォローアップを行います。
改善方策の検討
- 各自の分析に基づき、改善方策を検討して頂きます。
12月13日(水曜)
原価管理とコストダウン
コストダウン活動の基礎として、生産現場が習得すべき原価管理のポイントを理解すると共に、コストダウンの進め方について学んで頂きます。
(昼休12時00分~13時00分)
原価管理の進め方とポイント
講師: 株式会社MEマネジメントサービス 常務取締役 大塚 泰雄
原価管理のねらい、原価の仕組みを理解した上で、工場管理者が理解しておくべき原価管理の手法について学んで頂きます。
- 企業活動と原価
- 原価の把握と分析
- 損益分岐点の考え方、限界利益と採算性
12月14日(木曜)
(昼休12時00分~13時00分)
コストダウンの具体的な進め方と原価意識の高揚
講師: 株式会社MEマネジメントサービス 常務取締役 大塚 泰雄
コストダウンを進める際の着眼点、自社の経営業績に直結するコストダウンの進め方について演習を交えて学んで頂きます。
- コストダウンと改善活動
- 自社のコストダウンの展開方法
12月15日(金曜)
(昼休12時00分~13時00分)
(課題研究)工場改善計画の策定3
講師:
FOUNTAIN 代表 泉 旦茂
中小企業診断士 井上 貢
広島県溶接協会 顧問 山本 宏
NAO中小企業診断士事務所 代表 佐々木 尚樹
座学フォローアップ
- これまでの学習内容を自社課題の解決に十分に役立てて頂くために、担当講師によるフォローアップを行います。
問題意識や課題の整理
- 各担当講師からの指導を踏まえ、問題・課題を整理した上で、改善計画を検討して頂きます。
1月17日(水曜)
企業活動演習により工場管理者として必要なマネジメント上の考え方を習得
これまで習得した現場改善技法や進め方、品質管理の考え方及び原価管理の方法などを踏まえ、企業活動演習により、実践的な着眼点やポイントを習得して頂きます。
(昼休12時00分~13時00分)
(演習)企業活動シミュレーション
講師: コベルコビジネスパートナーズ株式会社 ビジネス研修部 担当部長 大貫 晋吾
これまでに学んだ知識を自社の現場で活用するため、企業活動のうち、製品設計から組立の一連の生産活動を中心に演習を通じて体験し、以下の内容を理解して頂きます。
- 工場損益の仕組み
- 生産性向上、原価低減のポイント
- 予算、現場管理項目の重要性
1月18日(木曜)
(昼休12時00分~13時00分)
(演習)企業活動シミュレーション(続き)
講師: コベルコビジネスパートナーズ株式会社 ビジネス研修部 担当部長 大貫 晋吾
これまでに学んだ知識を自社の現場で活用するため、企業活動のうち、製品設計から組立の一連の生産活動を中心に演習を通じて体験し、以下の内容を理解して頂きます。
- 工場損益の仕組み
- 生産性向上、原価低減のポイント
- 予算、現場管理項目の重要性
1月19日(金曜)
(昼休12時00分~13時00分)
(課題研究)工場改善計画の策定4
講師:
FOUNTAIN 代表 泉 旦茂
中小企業診断士 井上 貢
広島県溶接協会 顧問 山本 宏
NAO中小企業診断士事務所 代表 佐々木 尚樹
改善計画書の作成
- 各担当講師よりアドバイスを受け、改善計画をブラッシュアップして頂きます。
2月14日(水曜)
これからの工場管理と管理能力の開発
本コースの総まとめとして、課題研究・レポートを発表することにより、受講者とのディスカッションや講師の評価を通して自社工場の改善に役立てると共に、管理者として備えるべき問題解決能力・企画力・提案力を養って頂きます。
工場管理と知的財産 カイゼンアイデアと営業秘密を守る
講師: ディスプロ株式会社 代表取締役社長 桑原 良弘
ビジネスの観点から知的財産権について学んで頂きます。特に、秘密漏洩によって現場管理が難しくなっている最近の事情に鑑み、営業秘密・ノウハウ管理に関する内容を中心に解説致します。
効果的なプレゼンテーションの進め方
講師: ドゥ・サクセス有限会社 取締役 藤谷 健
製造現場においても、商談・交渉・会議など、工場管理者が自分の考えを正確に伝える機会がこれまで以上に増えてきています。
ここでは、プレゼンテーション技法について、演習を交えて学んで頂きます。
2月15日(木曜)
(昼休12時00分~13時00分)
(課題研究)工場改善計画の策定5
講師:
FOUNTAIN 代表 泉 旦茂
中小企業診断士 井上 貢
広島県溶接協会 顧問 山本 宏
NAO中小企業診断士事務所 代表 佐々木 尚樹
ゼミナールレポートの作成
- 作成した改善計画書を基にゼミナールレポートを作成する等、翌日の発表会に向けて準備して頂きます。
2月16日(金曜)
(昼休12時00分~13時00分)
課題研究発表会
講師:
FOUNTAIN 代表 泉 旦茂
中小企業診断士 井上 貢
広島県溶接協会 顧問 山本 宏
NAO中小企業診断士事務所 代表 佐々木 尚樹
ゼミナールレポートを全員が発表します(できるだけ経営者や上司の方に参加していただきます)。
担当講師より今後の留意点などを指導し、研修終了後の自社の工場改善実践に役立てて頂きます。
終講式
修了証書の交付
備考
カリキュラムは都合により変更する場合があります。予めご了承ください。お問い合わせ
- 広島校 研修担当
-
Tel: 082-278-4955
Fax: 082-278-7201