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インキュベーション施設

「インキュベーション」とは、英語で「卵などがふ化する」という意味です。これになぞらえ、起業家の育成や、新しいビジネスを支援する施設を「(ビジネス)インキュベーション」と呼びます。中小機構では、こうしたインキュベーションを全国で運営しており、さまざまなタイプの事業スペースを起業家などに向けて提供しています。

対象者

  1. 新しく起業を志す個人(起業家)や創業期企業(ベンチャー企業)
  2. 新分野への展開を目指す地域企業(中小・ベンチャー企業)
  3. 大学などと連携して事業化を図りたい中小企業等

事業のポイント

  1. 「新しい製品や技術を開発したい」、「大学のそばに研究スペースが欲しい」、「創業直後に手ごろなオフィスが欲しい」、「日々相談できる相手が欲しい」といった起業家や創業期企業の悩みに応え、事業を立ち上げる際の活動拠点として最適なビジネス環境(事業スペース、設備等)を提供しています。
  2. ニーズに合わせて選べる、オフィス・ラボ・工場、三つのタイプの施設を用意しています。
  3. 各施設にインキュベーションマネージャー(IM)(※)が常駐し、経営支援を行います。
  4. 国の各種政策と連動し、産学官連携の結節点として、技術開発面での産学官連携をはじめ、新事業創出に向けた大学との共同化・協業化、幅広い分野での産学交流の場を提供しています。
  • インキュベーションマネージャー(IM)とは、入居している起業家や企業に対して、新事業創出に必要な情報やノウハウ、経営資源などについてアドバイスし、企業の成長、事業化に導く専門家です。

支援内容

ハード支援

大学のキャンパス内、または近隣した立地にインキュベーション施設を運営しています。

オフィス

フリーアクセスフロア対応や個別空調などを備えた、スムーズに事業を開始できるオフィスを提供しています。

ラボ

実験給排水設備や耐薬性素材の床など、実験研究を行う上で最適な環境となっており、オフィスとしての利用も可能です。

工場

天井高があり、耐荷重に優れ、三相電源を備えるなど、試作開発を行う上で最適な環境を用意しています。
この他、会議室、商談室、リフレッシュコーナーなどが無料で利用できます。

ソフト支援

インキュベーションマネージャー(IM)

各施設にインキュベーションマネージャー(IM)を配置して、販路開拓や産学官連携、知財戦略、資金調達、公的助成申請など、さまざまな相談・支援を行い、成長・発展をサポートします。

中小機構のインキュベーション

  • 中小機構のインキュベーション施設のしくみとメリットを紹介した図

インキュベーション施設は、経済活性化、人材育成、投資拡大を目的として、国からの支援を受けて中小機構が設置する施設です。
入居者は、知的資源の有効活用・実用化を図りたい研究者、また自発的・内発的事業展開をしたい、良いシーズを活用したい中小企業や地域産業です。
研究者と中小企業・地域産業は連携して、共同研究開発や大学発ベンチャー、連携事業、新事業開拓、起業化などを目指しています。
入居者に対し、中小企業はハード、ソフト含めた総合的なビジネスサポートを行います。例えば、場の提供としてビジネス化のための賃貸施設提供、人の提供としてインキュベーションマネージャー設置等による現場サービスの実施、システムの提供としてネットワークによる情報提供等の支援です。
こうした支援を行うことによって、持続的発展を可能にする新しい産業や社会構造の創造を目指します。
インキュベーション施設が立地する自治体等にとっても、地域活性化や雇用の創出、税収増などのメリットが生まれます。

ご利用の流れ

  1. 入居を希望するインキュベーション施設を管理する地域本部または、本部の創業・ベンチャー支援部 ベンチャー支援課にご連絡ください(このページに記載「お問い合わせ」参照)。
  2. 入居に際しては、事業計画等に関する審査があります。

期間と費用

期間:

インキュベーション施設の入居期間は原則5年以内

費用:

入居を希望するインキュベーション施設を管理する地域本部または、本部、創業・ベンチャー支援部 ベンチャー支援課にご確認ください。

インキュベーション施設に入居後、受けられる支援

  • 地元自治体による「賃料補助」などの支援制度があります。補助額や適用条件は、各施設によって異なります。
  • 地域の支援機関とのネットワークや機構が有する支援ツール等を活用して、資金調達、販路開拓などのビジネスマッチング、その他、高度な経営課題にも対応します。

全国のインキュベーション

起業家及び第二創業に取り組む中小企業の方に向けて、新しいビジネスの成長・事業化を促進できるように、常駐する(インキュベーションマネージャー)スタッフが、事業活動における様々な課題の解決に向けてサポートします。

中小企業基盤整備機構のインキュベーション入居に関する申込者紹介制度

中心市街地都市型産業基盤施設

三鷹産業プラザ1期棟(三鷹中心市街地都市型産業基盤施設)は、2023年8月1日をもって三鷹市に譲渡しました。

お問い合わせ・お申し込み

空室案内は、各地域本部へお気軽にお問い合わせください。

北海道本部 支援推進課

電話番号(直通)
011-210-7472

東北本部 支援推進課

電話番号(直通)
022-399-9031

関東本部 支援推進課(インキュベーション)

電話番号(直通)
03-5470-1616

中部本部 支援推進課

電話番号(直通)
052-201-3068

北陸本部 支援推進課

電話番号(直通)
076-223-5546

近畿本部 支援推進課

電話番号(直通)
06-6264-8617

中国本部 支援推進課

電話番号(直通)
082-502-6311

九州本部 支援推進課

電話番号(直通)
092-263-0302

本部 創業・ベンチャー支援部 ベンチャー支援課

電話番号
03-5470-1574
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