支援サービス一覧

東京校

No.79 脱炭素経営の進め方【虎ノ門】

  • 大学校以外で開催するコース、インターバルのあるコースがありますので、詳細ページにて研修内容をご確認ください。
  • 新型コロナ感染防止対策を行い、研修を実施しております。
受付終了
研修日程
2023年9月20日(水曜)
~2023年9月21日(木曜)
研修期間(時間)
全2日(12時間)
受講料
22,000円
定員
20名
対象
経営幹部, 管理者
・CO2削減に取り組んでいる方、検討している方
・カーボンニュートラルを通じて企業価値の高め方を学びたい方
・CSR担当者
場所
中小企業基盤整備機構 本部 9階会議室(東京都港区虎ノ門3-5-1 虎ノ門37森ビル)

研修のねらい

得意先や関係先から脱炭素の取組みを求められる企業が増えていますが、脱炭素の取組みが必要とわかっていても、何をすればよいのか?何から手をつけたらいいのか?どのレベルまで求められるのか?などよく理解されていないのが実情といえます。
本研修では、カーボンニュートラルが求められる背景を詳しく理解し、脱炭素計画の策定、対策の検討、ロードマップの策定まで事例を通じて学びます。研修のまとめとして、自社のアクションプランを作成し、脱炭素経営への一歩を踏み出します。

研修の特長

  • 地球温暖化の状況、世界情勢、国際的な取組みから「なぜ、今、カーボンニュートラルが求められているのか?」が理解できます。
  • 他社事例を通じて、脱炭素計画、対策、ロードマップ策定までを学びます。
  • 事例を踏まえて、自社の脱炭素経営に向けたやるべきこと(アクションプラン)を作成します。

カリキュラム

9月20日(水曜)

9時20分~9時30分

オリエンテーション


9時30分~11時30分

カーボンニュートラルが求められる背景

内容:

脱炭素経営が求められる背景を学び、カーボンニュートラル達成が求められる今後の経営環境について、グループディスカッション等を通じて理解します。

  • カーボンニュートラル(CN)が求められる背景
  • 国際的なイニシアチブ(TCFD、SBT、RE100)
  • 気候変動枠組み条約、京都議定書とパリ協定、日本のカーボンニュートラルの目標
  • カーボンバジェット(炭素予算)の考え方
  • 脱炭素経営の必要性、SDGsと脱炭素
  • 自社を取り巻く環境の変化

11時30分~16時30分
(昼休 12時30分~13時30分)

脱炭素計画策定のステップ 【事例演習】

内容:

事例を通じて、脱炭素経営計画策定のステップを学びます。

  • 脱炭素経営計画策定のステップ
  • 脱炭素経営計画を策定する
  1. 全社のCO2排出量計算
    • CO2排出量算出方法
    • CO2排出量の算出演習
  2. 工程毎のエネルギー使用量、CO2排出量を計算する
    • 電流値の測定、電力量の計算
    • エネルギーフローの作成、CO2排出パレート図の作成
  3. SBTに準拠した目標の設定
    • 目標設定はバックキャスティング
    • SBTに則した削減目標を算出する
  4. 改善策の検討
    • CO2削減対策の考え方
    • 省エネ、電化、排出係数の低減
    • カーボンニュートラルとは
    • 脱炭素対策の勘所
    • 他社の脱炭素、省エネ事例、サイトの紹介
    • 脱炭素対策の検討
    • 想定効果と目標値の確認
    • 目標達成できない場合の考え方
    • プロセスフローの見直し、ビジネスモデルの見直しなど
  5. ロードマップの策定
    • 2030年および2050年に向けたロードマップの作成
    • 見直しサイクル(PDCAサイクル)の作成

9月21日(木曜)

9時30分~12時30分
(昼休 12時30分~13時30分)

脱炭素計画策定のステップ 【事例演習】

内容:

同上(1日目より継続)


13時30分~16時30分

脱炭素経営に向けたアクションプランの作成

内容:

今まで学んできた脱炭素の計画策定を踏まえて、自社の脱炭素経営に向けたアクションプランを作成します。

  • 脱炭素に活用できる制度や補助金
  • 中小機構の制度
  • 自社のアクションプランの検討
  • 全体発表

16時30分~16時40分

修了証書の授与


講師プロフィール

坂田 卓也

坂田 卓也
(さかた たくや)
合同会社サカタ経営  代表社員

日本大学大学院理工学研究科(機械工学専攻)を修了後、大手印刷会社・蓄電システム開発会社を経て、経営コンサルタントとして独立。経営工学(IE)を活用した生産性改善、品質管理(QC)・品質改善、新工場計画、生産ラインの自動化等のコンサルティングを行う他、省エネルギー診断やSBTの計画策定など脱炭素に係わる取り組みにも従事。印刷関連業・金属加工業・食品加工業・繊維業など幅広い業種の支援に携わっている。著書に「35歳からでも遅くない!夢をかなえる大人の家計簿」(自由国民社)。中小企業診断士。

備考

  • カリキュラムは都合により変更する場合があります。予めご了承ください。
  • 当大学校の研修は人材交流の場でもあります。名刺交換などを積極的に行って頂きたいので、名刺は定員をご確認の上、多めにお持ち下さい。

申し込みから受講までの流れ

初めて研修を受講される方は、以下のページもご覧ください。

申し込みから受講までの流れ

お問い合わせ

中小企業大学校東京校 企業研修課
Tel: 042-565-1207
Fax: 042-590-2685

アクセス

この大学校へのアクセス情報はアクセスページをご確認ください。

資料請求・お問い合わせ

資料請求、問い合わせはお問い合わせページをご確認ください。

ページの
先頭に戻る