東京校
No.12 中堅管理者研修(実務力アップ編)
- ※大学校以外で開催するコース、インターバルのあるコースがありますので、詳細ページにて研修内容をご確認ください。
- ※新型コロナ感染防止対策を行い、研修を実施しております。
- 研修日程
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2024年1月23日(火曜)
~2024年1月25日(木曜)
- 研修期間(時間)
- 全3日(21時間)
- 受講料
- 32,000円
- 定員
- 20名
- 対象
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管理者
・管理者として5年程度の経験を積まれた方(年齢にこだわらず、部下を持って数年経過した方も対象。)
・小規模な企業では、部下を持つリーダー職を対象として想定
・管理者としてさらなる成長を期待される方
・将来の幹部候補として期待される方
- 場所
- 東京校
研修のねらい
経営陣のこれからを支える中堅管理者には企業の未来を支える人材としてさらなる成長が求められています。そこで、中堅管理者が経営の基本を学び予期せぬトラブルについて解決の糸口を見つけ出すとともに、必要な経営知識を備えたうえでチームを統括することで、管理者として安心して業務を委ねる事ができます。本研修では中堅管理者が企業組織の中核として活躍するために必要な最低限のビジネス知識として労務管理・財務管理・経営戦略の基本を学ぶとともに自社の課題解決に活かすヒントを学びます。
研修の特長
- 管理者として知っておくべき経営の基本(労務管理・財務管理・経営戦略)を学びます。
- 経営の基本を学ぶことで現場に留まらない管理者として、経営意識を高めることができます。
- 同じような立場の他者との交流により、幅広い見識を得ることができます。
カリキュラム
1月23日(火曜)
オリエンテーション
管理者に求められる役割
中堅管理者に求められる役割を学びます。
- マネジメントの基本(PDCAによる組織運営)
- 経営者視点で捉える企業のあり方
- 将来の幹部人材として求められる使命
(昼休 12時40分~13時40分)
管理者として知っておくべき労務管理の基本
過重労働やハラスメント等の会社と社員や社員間のトラブルは深刻化を増すことで本業にも影響を及ぼします。そこで、労務管理の基本として、管理者が押さえておくべき労務管理の基礎知識を学びます。
- 働き方改革ができない中小企業は生き残れない
- 大切なことは働き方のルールを「周知」させること
- 会社の人材に関するリスクの予防と対策
- 快適な職場環境作りは管理者の義務
- 人材の確保と定着のために必要なこと
- 働き方のルールや快適な職場環境作りのためのチェックポイント
- 自社・自部署の労務課題を考える
1月24日(水曜)
(昼休 12時20分~13時20分)
自社の課題を見つけ出す財務管理の基本
「勘定合って銭足らず」と呼ばれる黒字倒産は利益だけに左右されるものではなく、企業における財務構造の常日頃の点検や改善が必要となります。そこで、財務情報から経営課題を可視化して現状を客観的に把握することの重要性や経営に活用する視点を身につけます。
- 会社数字に抵抗のない管理者を目指す(企業会計の基本)
- 日々の事業の結果は数字に反映される(B/S、P/L、C/F)
- 損益計算書と貸借対照表を読む
- 儲けとキャッシュの違いとは何か
- 自部門の現状と目標を数字で考える
- 会計情報を活用するための管理手法
- 自社・自部署の財務課題を考える
1月25日(木曜)
(昼休 12時20分~13時20分)
成長する企業に必要な経営戦略の基本
企業が持続的に成長するには、自社の強みを活かして計画的に発展し続けることが重要です。そこで、中小企業が持続的に発展していくために必要な経営戦略についての意義やその策定プロセスを事例を交えながら理解します。
- 自社や自部門のビジョンを明確にする(経営戦略の必要性)
- 会社のあるべき姿はどうすれば実現できるか
- 戦略の基本は「誰が」「何を」「どのように」
- ビジネスプラン(事業計画)は合理的な成功へのシナリオ
- アクションプランの3要素「何を」「どのレベルまで」「いつまでに」
- 自社・自部署の経営課題を考える
自社・自部署の課題解決プランの作成
今まで学んだ内容を活かして職場全体を俯瞰しながら自身と職場の課題を検討し、その解決に向けた指針を検討します。
- 自身と職場の課題の再検討
- 改善に向けた方向性の検討
- グループ内共有・発表
修了証書の授与
講師プロフィール
小島 慎一
(こじま しんいち)
AT WILL & KOJIMA SR 代表
昭和38年生まれ、東京都中央区出身。大手旅行会社入社。国内・海外団体旅行の法人営業、企画を担当する。平成14年経営コンサルタントとして独立。独立後、ビジネスプランの策定支援、マーケティング戦略の構築、労務・人事戦略の構築など中小企業において実務レベルの支援を行っている。各種講演、執筆活動実績多数。中小企業診断士、特定社会保険労務士。
備考
- カリキュラムは都合により変更する場合があります。予めご了承ください。
- 当大学校の研修は人材交流の場でもあります。名刺交換などを積極的に行って頂きたいので、名刺は定員をご確認の上、多めにお持ち下さい。
申し込みから受講までの流れ
初めて研修を受講される方は、以下のページもご覧ください。
お問い合わせ
- 中小企業大学校東京校 企業研修課
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Tel: 042-565-1207
Fax: 042-590-2685