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三条校

No.22 多能工化(マルチスキル)の進め方

  • 大学校以外で開催するコース、インターバルのあるコースがありますので、詳細ページにて研修内容をご確認ください。

受付中

研修の概要

研修日程

2024年9月25日(水曜)〜2024年9月27日(金曜)

研修期間(時間)

全3日(21時間)

受講料

32,000円

定員

30名

対象

製造業の管理者

  • 納期変更や飛び込み受注に対応したい企業
  • セル生産方式などを検討されている方
  • 業務の平準化を進めたい方
  • 技能伝承に課題を感じる方
場所

三条校

研修のねらい

生産現場では納期変更や飛び込み受注の要求に対応した柔軟な生産体制の構築が求められています。生産工程も少品種大量生産から多品種少量生産、変種変量生産、そしてセル生産方式へと変化しています。また、近年では働き方改革への対応として、業務の平準化も急務になっています。他方,多くの企業で熟練技術者の持つスキルやノウハウの技能伝承の遅れが問題となっています。これら全ての課題に対する切り札が「多能工化」です。
本研修では、多能工の考え方や効果を理解した上で、多能工化を進めるための作業標準や技能の可視化の仕方、教育訓練の進め方のポイントについて、演習を交えて学びます。また、自社の現状把握を行い、多能工化計画の立案に取り組みます。

研修の特長

  • 多能工化の意義と目的を理解し、その取り組み方の手順や留意点を学びます。
  • 現場で使えるスキルマップのつくり方を学びます。
  • 多能工化の実行から定着までを見据えた実行計画を立案します。

カリキュラム

9月25日(水曜)

8時50分~9時00分

オリエンテーション

9時00分~12時00分

多能工化の意義と管理者の役割
多能工化の目的や意義を理解した上で、多能工化の取り組み方と責任者の役割を学びます。また、業務整理の前段で欠かせない現場の整理整頓(5S)について検討します。

  • 多能工化の背景
  • モノづくり(生産管理)の変遷(演習)
  • 責任者・担当者に求められる役割
  • 5S活動の必要性(演習)
13時00分~17時00分

業務・スキルの現状把握
多能工化に取り組む前段階として、まず各部門の業務を棚卸し、実態を数値で具体的に把握します。また、従業員の業務習得レベルも見える化します。

  • 多能工化の実践ステップと留意点
  • 業務分類の考え方
  • 業務量調査の具体的手法
  • 従業員スキル調査の進め方

9月26日(木曜)

9時00分~12時00分

業務・スキルの課題分析
部門別の稼働率等を調べ、従業員一人ひとりの持っているスキルを一覧化し、理想とのギャップ、その要因を捉えます。

  • 稼働率の算出
  • スキルマップの作成(演習)
  • 業務平準化の検討
13時00分~17時00分

作業標準書
作業標準書の考え方と作成方法を学びます。

  • 作業標準書とは
  • 作業標準書の考え方とつくり方

9月27日(金曜)

9時00分~12時00分

多能工化計画づくりの基本

  • 多機能化計画の立て方と運用のポイント
13時00分~17時00分

多能工化計画の作成と発表

  • 自社の多能工化実施計画の立案
  • 自社での実行・運用に向けた課題の洗い出しと対策案の検討等
  • 計画の発表
17時00分~17時10分

修了証書の授与

講師プロフィール

福田 隆(ふくだ たかし)

所属・役職:
ふくだ5S実践舎 代表
略歴:
1952年生まれ。国立小山工業高等専門学校工業化学科卒業。外資系大手製薬会社にて、生産技術・品質管理などに携わりながら5Sを実践し、安全性・品質・生産性向上に大きな成果を上げた。日本のモノづくりを支える多くの中小企業に5Sを広めるべく、2009年にふくだ5S実践舎を設立。「5S専門家」として製造業・サービス業・教育機関など多業種にわたる指導実績があるほか、セミナー講師としても活躍している。

中小企業大学校 三条校

電話番号(代表)
0256-38-0770
FAX
0256-38-0777
住所
〒955-0025 新潟県三条市上野原570

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