学校法人立命館（生田研究室）

立命館大学　総合科学技術研究機構　教授

生田　幸士

• 生田教授が提唱・開発してきた独創的なマイクロ化学デバイス（バイオ化学ICチップ）は、先駆的な3次元マイクロ光造形技術を活用した、世界で類を見ない画期的な装置であることから、病院・家庭・原野など患者のそばで種々の医療検査が行えるため、医療に変革をもたらすことができると期待されます。マイクロRNAを早期がんのマーカーとする新概念マイクロデバイスの実証チップの試作と実証実験は完了し、2018年にNature出版からも論文化され、注目を集めています。
• 本プロジェクトでは、巨額の資金と治験、許認可のハードルが高い早期がん発見装置を最終目標にしつつも、より少額の開発費で短期で実用化可能な新概念のポータブル分析装置の開発から進めます。

滋賀県草津市野路東1-1-1