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- 職員インタビュー [ファンド事業部ファンド事業課] 遠藤 憧
職員インタビュー
東北出身の遠藤さんは、九州本部へ配属された後、中小機構職員として初めて日本政策金融公庫へ出向しました。生活も職場環境も大きく変わる中、どのように対応し、どんな学びがあったのか、話を聞きました。
企業支援を通して地域経済を支えたい
福島県出身で、東京の大学の経済学部に進学しました。大学では、中小企業論や経済政策等を学びました。父が中小機構以外の支援機関で働いていたこともあり、企業支援に興味を持っていました。また、地元の福島でも、震災後の経済状況等により企業が減っていくことを体感していました。全国の同じ状況にある企業に貢献したいと思い、中小機構に入構しました。
2016年に入構し、総務部総務課に配属されました。ここでは、 社内外の調整や役員会・部長会の議事の取りまとめ、その他庶務関係の業務を行っていました。組織における調整業務の重要性を学ぶことができ、社内の人的ネットワークも広がりました。2018年に経営支援部経営支援課に異動し、最初の1年は地域で生まれた新商品・新サービスの販路開拓支援を担当しました。つぎの1年は企業に専門家を派遣するハンズオン支援の総括を行っていました。
出向先での貴重な経験
2021年に九州本部の企業支援部へ異動しました。東北出身の自分にとって、九州は縁もゆかりもない土地で、環境ががらりと変わりました。専門家と一緒に、九州の色々な場所へ出張に行き、地域の企業や特有の文化を学んでいきました。新しい場所を知りたいという気持ちがあったので、九州本部は楽しく、居心地も良かったです。業務としては、前の部署でも行っていた、地域で生まれた新商品・新サービスのブラッシュアップ、販路開拓を支援するイベントの開催などを担当しました。また、複数の企業が連携して災害や感染症への事前対策を考える「連携事業継続力強化計画」の策定支援に関する業務も行っていました。
2023年、株式会社日本政策金融公庫へ出向することになりました。機構からは初めての出向者で、当然引継ぎもなく、何をやるかわからないまま、東京に戻ってきました。日本政策金融公庫は政府系の金融機関で、中小企業・小規模事業者や農林漁業者等の資金調達を支援しています。私は中小企業事業本部の新事業・スタートアップ支援室に配属されました。
当時の私には、スタートアップに関する知識も、融資に関する知識もありませんでした。不安はありましたが、上司に恵まれ、「せっかくの機会だから、機構に戻った後に還元できるような経験をしてほしい」と言って頂き、色々と助けてもらいました。スタートアップのマッチングイベントの企画運営等を担当したほか同時進行で勉強を続け、わからないことは積極的に先輩方に確認するようにしていました。出向中は、スタートアップエコシステムから見た機構の事業について、生の声を聞くこともできました。中小機構の中にいるとなかなか聞けない、外部の意見に触れられたことは、貴重な経験でした。
異動する度に新たな視点が持てる
2025年に中小機構に戻り、ファンド事業部ファンド事業課で働いています。ここではスタートアップに投資するファンドへのLP出資の審査を担当しています。出向時代にスタートアップと直接接点を持った経験が、今の業務に活かせています。 これまでの異動を通して、幅広い視点を持てるようになりました。日本にはいろいろな文化圏、商圏があり、そこに入り込んで仕事ができるのは、全国組織ならではだと思います。
中小機構は、公的機関でありながらも、世の中の変化に合わせて自分達も変化し、様々なチャレンジができる組織です。今後も経験を積んで、企業の成長に貢献していきたいです。