職員インタビュー

広告代理店からの転職。未経験の業種出身でも活躍できる

西上さんは、畑違いの広告代理店から社会人採用で中小機構に入りました。「自分は即戦力ではない」と感じていた西上さんが、どのように働いているのか、話を聞きました。

ありのままで挑んだ面接

愛知県出身で、東京の大学に進学し、国際社会学科で学びました。少子高齢化などの社会問題を学ぶと同時に、広告に興味があったのでメディア関連の授業も受けていました。

大学卒業後は、旅行関係に強い広告代理店に就職しました。最初の3年は名古屋で営業を担当しました。グループ企業の旅行パンフレットやポスター、販促物、社内報などを、印刷・デザイン会社と協力して作っていました。その後、東京に異動してメディアプランニングを担当しました。クライアントが要望する広告枠を、交渉して買い付けてくる仕事です。名古屋と東京と、合わせて6年近く働いて、自分を見つめ直す機会があり「やりたかったことは大体できたな」と感じ、転職を考えました。

もともと実家が自営業だったのですが、従業員の方に会社を承継していました。家族は私に詳しいことは話さなかったものの、大変そうだなと感じていました。実家の力になれなかった後悔もあり、何らかの形で企業支援に関わりたいと考えるようになりました。中小機構なら、それが叶うんじゃないかと思いました。

企業支援や経営の知識がなかったので、ありのままで面接に挑みました。私のような畑違いの業種から来る人は少ないと思うんですが、前職でやってきたことに興味を持ってくれて、受け入れてもらえると感じました。

支援の現場は勉強になることばかり

2022年に中小機構に入り、広報・情報戦略統括室広報課に配属されました。ここではメディア対応全般を担当しました。中小機構のプレスリリースや、機構内の広報力を上げるプロジェクトの一環で職員向けの広報研修などを行いました。 また、対外向け広報の一環で、新聞・雑誌やネットに広告を出したりもしました。前職の経験から、広告をお願いした先がどういう動きをするかわかっていたので、やりやすかったです。一方、プレスリリースやメディア対応は初めてで、いい経験になりました。

2024年から、関東本部の地域・連携支援部で働いています。金融機関・商工団体などの支援機関に対し、支援力向上を目的に、専門家と一緒に情報提供や講習会などを行い、間接的に事業者を支援する仕事です。多様な経験を持つ専門家との仕事は、勉強になることばかりです。ある専門家が「経営相談は人生相談だ」と言っていたことが印象に残っています。支援する側というよりも、話を聞いて受け止める、そういったスタンスで取り組んでいる人が多いのだと思います。

社会貢献している実感がある

中小機構は非営利組織なので、民間では手が届かない企業にも支援を提供できます。前職も楽しかったのですが、利益を上げることを最優先に業務を進める必要があります。今、現場にいると、自分も少しばかりは貢献できていると感じます。今後、機構で経験できる様々な支援に携わってみたいです。広報からは離れましたが、中小機構を必要とする方に向けて、何をしている組織かをもっと知ってもらって、使ってほしいと思います。今後、機会があればそういう取り組みもしていきたいです。

社会人採用の場合、即戦力で活躍できる金融機関などから来る人が多いと思います。しかし、自分のような畑違いの業種から転職する人にとっても、経験を活かせる場所があります。どんなバックグラウンドの人も、企業貢献という同じ目標を持って働ける環境なので、志のある人にぜひ来てほしいです。