四国キャンパス

No.104 戦略的な原価管理と売値設定
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大学校以外で開催するコース、インターバルのあるコースがありますので、詳細ページにて研修内容をご確認ください。
受付中
研修の概要
- 研修日程
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2025年6月26日(木曜)〜2025年6月26日(木曜)
- 研修期間(時間)
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全1日(6時間)
- 受講料
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16,000円
- 定員
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20名
- 対象
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経営者
経営幹部-
原価構造をしっかり把握したい方
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適正な売値設定を実施したい方
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価格転嫁手法に悩んでいる方
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製造業に関する事例を研修の中で多く取り扱いますが、サービス業、卸売業等の業種にも参考となる内容です。
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研修のねらい
企業に一定の収益をもたらすには、売上に加えて、適切な売値の設定が必要となります。こうした売値の適正な設定には、製品やサービスの原価を正確に把握することが必要です。しかし、生産方法の違いや間接コストの配分等で、原価の把握が複雑になることがあります。
当研修では、企業活動におけるお金の流れから、原価を把握するための手法までをしっかりと理解し、その上で適正な売値設定を学びます。また、原価を知るための考え方を理解することで、価格転嫁を実現する適正な売値設定とコストダウンの両方の実現に向けた方策も把握できるようになります。
研修の特長
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原価を適切に把握するための手法が身に付きます。
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原価管理の徹底により、適正な売値を導きます。
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原価と収益の関係を理解し、価格転嫁実現へ向けた手法を学びます。
カリキュラム
6月26日
- 9時50分~10時00分
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開講式・オリエンテーション
- 10時00分~11時00分
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企業活動における原価の流れ
企業活動におけるお金の流れについて理解を深め、コストが経営にどういった影響をもたらしているのかを把握します。-
決算書から何がわかるか
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利益はどのように計算されるか
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損益計算書、製造原価報告書からわかること
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- 11時00分~13時00分
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原価の中身の把握
原価把握の手法を学び、原価の中身を知ることの重要性を理解します。-
財務会計上の材料費・労務費・経費の分類
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管理会計上の材料費・加工費、変動費・固定費の分類
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直接費・間接費、変動費・固定費とは何か
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材料費・加工費の計算のやり方
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- 14時00分~16時00分
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標準原価管理による原価のあるべき姿
標準原価という考え方を理解し、現場での原価管理の進め方を学びます。-
2つある原価管理の進め方「誰が」
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効果の大きいテーマの見つけ方「何を」
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あるべき姿を描くとやるべきことが見えてくる
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事前に管理・改善の余地を知る「どれくらい」
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- 16時00分~17時00分
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あるべき原価をもとにした売値設定の考え方
原価を理解した上で、会社に適正な収益をもたらす売値を設定する方法について理解します。-
目標売値・目標利益率の設定
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付加価値、限界利益とは何か
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売値の設定を考える
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- 17時00分~17時10分
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終講式・修了証書の授与
講師プロフィール
大塚 泰雄(おおつか やすお)

- 所属・役職:
- (株)MEマネジメントサービス 専務取締役
- 略歴:
- 大手工作機械メーカーに11年勤務。主に企業では、設計・生産技術・購買・製造部門の原価管理システムの立案・構築・実施やVE、IE、購買査定テーブルを活用した、総合的コストダウンを展開し、企業の業績を改革するコンサルティング業務が活動の中心である。その他、公開セミナー、社内研修などの活動も行う。