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仙台校

No.51 工場管理者養成コース(第30期)

  • 大学校以外で開催するコース、インターバルのあるコースがありますので、詳細ページにて研修内容をご確認ください。

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研修の概要

研修日程

2024年7月9日(火曜)〜2024年7月11日(木曜)
2024年8月7日(水曜)〜2024年8月9日(金曜)
2024年9月3日(火曜)〜2024年9月5日(木曜)
2024年10月16日(水曜)〜2024年10月18日(金曜)
2024年11月26日(火曜)〜2024年11月28日(木曜)
2024年12月18日(水曜)〜2024年12月20日(金曜)

研修期間(時間)

全18日(114時間)

受講料

182,000円

定員

20名

対象

工場管理者・監督者又はそれに準じる方

場所

仙台校

研修のねらい

工場管理者には、工場の管理・運営についての幅広い知識と実践力を横断的に習得し、現場でうまく周囲を巻き込みながら、さまざまな仕組みづくりや改善活動を行うことが必要となります。
本研修では、工場管理に必要とされる体系的な知識及び手法を習得し、自社演習やゼミナール(個別指導による課題研究等)の実践的なプログラムを通じて、顧客の求める品質(Q)、原価(C)、納期(D)を満たすための効率的な工場管理とその運営ポイントを把握し、実践力と総合力のある工場管理者の養成を目指します。

研修の特長

  • 工場管理者の基本的知識と管理者としての役割を学びます。
  • 生産性向上・コストダウン・納期確保・品質確保の手法を学びます。
  • ゼミナール講師の指導を受けながら自社での現場改善に取り組みます。

カリキュラム

7月9日(火曜)

9時15分〜9時30分

オリエンテーション

9時30分〜16時30分
(昼休憩1時間)

<第1回>工場管理の基本と改善活動
鈴木規男講師

  • 工場管理者に求められる職務と役割
    • 工場管理者としての職務と期待される役割を明確に理解した上で、受注から出荷までの生産活動の仕組みやQCDの考え方、管理の必要性・意義について学びます。

7月10日(水曜)

9時00分〜17時00分
(昼休憩1時間)

鈴木規男講師

  • 工場管理の基本
    • よい品質(Q)のものをより安い価格(C)で、より短納期(D)で生産するために、生産の4要素(人・設備・原材料・方法)をどのように投入していくか等、生産活動のプロセスを体系的に理解します。

7月11日(木曜)

9時00分〜17時00分
(昼休憩1時間)

鈴木規男講師

  • 現場改善の実践と指導
    • 効率的な工場管理の第一歩として、「5S活動」の考え方と具体的な進め方、5Sをよりレベルアップさせた「目で見る管理」「3ム改善」など、より実効性の高い改善活動の進め方について学びます。

8月7日(水曜)

9時30分〜17時30分
(昼休憩1時間)

<第2回>生産性向上のためのIE技法
鈴木規男講師

  • 生産性向上のためのIE技法の活用法
    • 生産効率化のための諸技法のうち、科学的管理手法の集大成ともいうべきIE技法に焦点をあて、その考え方、具体的な手法等を演習を通して実践的に学びます。
    • 時間研究の考え方と手法
    • 連合作業分析の考え方と手法
    • 動作分析の考え方と手法
    • 工程分析の考え方と手法
    • 標準時間と標準作業方法の考え方

8月8日(木曜)

9時00分〜17時00分
(昼休憩1時間)

鈴木規男講師

  • ・IE技法による現場改善演習(前日の続き)
    ・工場管理者コースを活かした改善活動について
    ※課題研究に係るオリエンテーション
    • めまぐるしく変化する工場をとりまく環境に、どのように対応することがこれからの工場管理者にとって必要なのか、コースの活用方法とあわせて学びます。

8月9日(金曜)

9時00分〜16時00分
(昼休憩1時間)

鈴木規男講師・佐藤勝幸講師・高田忠直講師・佐藤直樹講師

  • 〔課題研究〕(1)
    • 班毎に分かれ、課題研究の目的、進め方、課題の絞り方等を学びます。
      自社紹介・自己紹介後、問題点の洗い出し、課題を絞り込みます。

9月3日(火曜)

9時30分〜16時30分
(昼休憩1時間)

<第3回>品質管理としくみづくり
佐藤直樹講師

  • 品質管理の意義と進め方
    • 生産活動における品質管理の意義とその進め方について事例を交え、実践的に学びます。

9月4日(水曜)

9時00分〜16時00分
(昼休憩1時間)

佐藤直樹講師

  • 標準化と問題解決手法
    • 製造品質を高める社内標準化の進め方と、問題解決の手法について演習を通して学びます。
      また品質改善活動の進め方のコツをお伝えします。

9月5日(木曜)

9時00分〜16時00分
(昼休憩1時間)

鈴木規男講師・佐藤勝幸講師・高田忠直講師・佐藤直樹講師

  • 〔課題研究〕(2)
    • 班毎に分かれ、前回確定したテーマの内容について掘り下げる作業を進めて下さい。企業概要など、すでに書ける部分については書き始めて下さい。

10月16日(水曜)

9位30分〜16時30分
(昼休憩1時間)

<第4回>納期確保のための生産計画と生産統制
高田忠直講師

  • 生産計画と生産統制の進め方
    • 生産管理の基本を理解し、生産計画、生産統制のつながりをイメージします。
    • 生産形態による生産管理のあり方
    • 生産計画の上手な立て方と留意点
    • 生産統制の効果的な進め方とテクニック

10月17日(木曜)

9時00分〜17時00分
(昼休憩1時間)

高田忠直講師

  • リードタイム(L/T)短縮へのアプローチと実践
    • ここでは、納期厳守のための管理のあり方及び具体的なリードタイム短縮の方法を学びます。演習を中心にリードタイム短縮の可能性を検討します。
    • 基準日程の設定方法とL/T短縮方法
    • 小日程計画と進度管理によるL/T短縮方法
    • 生産管理手法を駆使した色々なL/T短縮方法
17時00分〜17時30分

<自由参加>
中小機構ハンズオン・事業再構築等支援メニューの紹介
中小機構東北本部 企業支援課

  • 中小機構で実施しているハンズオン・事業再構築等の支援メニューをご紹介します。

10月18日(金曜)

9時00分〜16時00分
(昼休憩1時間)

鈴木規男講師・佐藤勝幸講師・高田忠直講師・佐藤直樹講師

  • 〔課題研究〕(3)
    • 班毎に分かれ、テーマを確定してください。

11月26日(火曜)

9時30分〜16時30分
(昼休憩1時間)

佐藤直樹講師

  • コストダウン実現のためのポイント
    • コストダウンを実現するための考え方、手法について学び、原価管理の必要性について理解します。
  • 原価管理の基本
    • 原価管理の目的、原価のしくみ、原価計算結果の見方について体系的に学び、工場管理者として必要な分析的な原価の見方を身につけます。

11月27日(水曜)

9時00分〜16時00分
(昼休憩1時間)

佐藤直樹講師

  • 原価管理の進め方
    • 原価計算の具体的な方法について学びます。その後、総まとめとして、演習問題に取り組みます。演習を通して、原価管理が、どのようにQCDの改善に有効であるかを実践的に理解することができます。

11月28日(木曜)

9時00分〜16時00分
(昼休憩1時間)

鈴木規男講師・佐藤勝幸講師・高田忠直講師・佐藤直樹講師

  • 〔課題研究〕(4)
    • 班毎に分かれ、内容について掘り下げ、まとめる作業を進め、報告書やプレゼンテーション用の資料を作成して下さい。

12月18日(水曜)

9時30分〜12時30分
(昼休憩1時間)

佐藤勝幸講師(コーディネーター)

  • 前年度修了者の成果発表
    • 前期修了者からゼミナールで策定した研究レポートの実践結果等についてお話しいただき、修了後のレポート実践のポイントを学びます。
13時30分〜16時30分

鈴木規男講師・佐藤勝幸講師・高田忠直講師・佐藤直樹講師

  • 〔課題研究〕(5)
    • 班毎に分かれ、報告書やプレゼンテーション資料の最終的なブラッシュアップをしてください。
      また、講師のアドバイスを受けながら、発表会に向けてのプレゼンテーションの練習をします。

12月19日(木曜)

9時00分〜16時00分
(昼休憩1時間)

鈴木規男講師・佐藤勝幸講師・高田忠直講師・佐藤直樹講師

  • 〔課題研究〕(5)(前日の続き)

12月20日(金曜)

9時00分〜17時00分
(昼休憩1時間)

鈴木規男講師・佐藤勝幸講師・高田忠直講師・佐藤直樹講師

  • 〔課題研究発表会〕
    • 全員が集合し、1人10分程度で課題研究の内容についてプレゼンテーションをします。意見、質問、講評などのやり取りを行います。
17時00分〜

終講式

講師プロフィール

鈴木講師イメージ画像

鈴木 規男(すずき のりお)

所属・役職:
(有)コンサルティング・ベル・オフィス 代表取締役
略歴:
慶応義塾大学工学部管理工学科卒業。ヤマハ発動機(株)を経て、1994年経営コンサルタントとして独立し、コンサルティング・ベル・オフィス設立。
専門分野は5S、IE、生産管理等。国内、海外においてコンサルティング活動を行う他、中小企業大学校各校や、海外技術者研修協会等の研修の講師としても活躍し、理解しやすく楽しい講義には定評がある。

佐藤 勝幸(さとう かつゆき)

所属・役職:
株式会社RCマネージ 代表取締役 中小企業診断士
略歴:
建設コンサルタントとして約30年間、地域づくりに関わる様々な事業に従事し、食品加工事業、流通事業、農商工連携事業の事業化などに取り組む。地域を支える中小企業を応援するため2019年に独立。食品加工業、飲食業、サービス業など地域に根差した事業を対象に現場力向上や事業構築など実践的な支援を中心に活動。中小企業診断士。東北工業大学非常勤講師。中小企業大学校仙台校アドバイザー。

高田 忠直(たかた ただなお)

所属・役職:
株式会社ジェック経営コンサルタント 営業本部 取締役部長
略歴:
2000年に株式会社ジェック経営コンサルタント(富山県)に入社し、製造業・運送業・倉庫業・食品加工業・飲食業など、幅広い業種で現場の声に即した「実践型」の支援を展開。幅広い業種に対して5Sを活用した企業体質改善の支援に取り組み、製造業では品質改善及び現場改善の推進とそれらを通じた管理者の成長、運送業では無事故・経費削減とドライバーの意識改善、飲食業では接客改善と予約件数増加等、多数の支援実績と成果を誇る。また、2016年には海外(カンボジア)での5S活動研修を実施。「会社で働く仲間の気持ち一つで企業は成長できる!」という信念の下で、「曖昧排除・凡事徹底」と「明るく・楽しく・元気よく挑戦しよう!」をスローガンにしてコンサルティングを行っている。2019年からはグループ会社(小規模事業者)の代表取締役も兼務し、5Sを通じた体質改善を自ら実践している。
佐藤 直樹

佐藤 直樹(さとう なおき)

所属・役職:
一般社団法人中部産業連盟 東京事業部 経営革新コンサルティング部 部長 兼研究開発センター所長 上席主任コンサルタント
略歴:
2002年中産連入職以来、多数の企業でコンサルティング、教育研修に従事。JRCA登録主任審査員(ISO9001:品質マネジメントシステム)。全日本能率連盟認定マネジメント・コンサルタント。
専門分野はVM(見える経営・見える管理)活動の推進、品質管理を含むFMS(フレキシブル生産システム)の構築および管理・改善、管理間接業務改革・革新など。著書に「新まるごと工場コストダウン事典(共著)」など。

備考

  • カリキュラムにつきましては、一部変更する場合がありますので予めご了承ください。

中小企業大学校 仙台校

電話番号(代表)
022-392-8811
FAX
022-392-8812
住所
〒989-3126 宮城県仙台市青葉区落合4-2-5

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