金沢キャンパス

HR112 人手不足時代の人財戦略
- ※大学校以外で開催するコース、インターバルのあるコースがありますので、詳細ページにて研修内容をご確認ください。
- ※新型コロナ感染防止対策を行い、研修を実施しております。
- 研修日程
- 2024年2月22日(木曜)
- 研修期間(時間)
- 1日(6時間)
- 受講料
- 16,000円
- 定員
- 30名
- 対象
-
経営者, 経営幹部
・人事労務担当者の方
・これまでの採用、定着活動では問題解決が出来ないと考えておられる方
・採用、定着面で具体的な改善策を講じたい方
研修のねらい
少子高齢化・人口減少の影響により、人手不足が深刻な状況にある中小企業。これまで通りの採用では、人「財」が集まらず、特に、若手社員の採用の困難さ、中堅社員の離職に苦しんでいる状況を打破していく必要があります。
「人」の問題を解決するために、「いないものは、いない。こないものは、こない。」という状況を現実的に理解し、副業・兼業人財を活用する、デジタル化を進める等の新しい働き方を進める意義とどのように業務を継続させていくかを自社を題材に検討していただきます。
研修の特長
- 人財採用の新たな方策を理解し、自社での可能性を検討できます。
- すでに副業兼業人財を活用している中小企業の事例を知り、自社での取り組みのヒントを得られます。
- 人手不足状況に合わせた自社の人財戦略の考え方を理解できます。
- 人財をしっかり確保する方策を学ぶことにより、長期にわたる経営の安定や将来的な事業の承継につなげることができます。
カリキュラム
2月22日(木曜)
オリエンテーション
中小企業の採用・定着の現状と課題 副業兼業活用の現状 副業兼業活用事例の紹介
中小企業の人財をめぐる問題・課題を外部環境、内部環境の面から整理すると共に、常用雇用以外の手段として現在活況を呈している副業兼業人財活用の現状や事例を紹介します。
雇用方式の意識転換の必要性 メンバーシップ型雇用からジョブ型雇用併用方式へ
人手不足は構造的なもので、将来的に改善することを期待するのは今しばらく困難です。「いないものは、いない。こないものは、こない。」という現実を受け入れ、その中でどのように考え方を変化させていけば、人手不足の中でも事業を継続・成長させることが出来るかを一緒に考えます。
人財定着のポイントと仕組み 組織が提供するものの可視化・仕組化
会社側に雇用するリスクがあるのと同じように、社員には雇用されるリスクがあります。雇用されるリスクが顕在化すると、退職につながります。会社としては、社員が雇用されるリスクと考えるものを極力減らし、リターンに納得をもって働いてもらえるよう仕組みを作る必要がある事を具体例を提示してご紹介します。
自社のコア人財・コア業務の明確化(演習)
常用雇用、アルバイト、パート、副業兼業と働き方の多様性が増えている中で、自社のコア業務は何で誰にどのように任せるか?それにふさわしいコア人財を定着・教育していくにはどのようにするかを自社分析を通して明確にします。
ジョブ型雇用併設方式導入に向けてのステップ
常用雇用の採用が厳しさを増す中、副業兼業人財を活用する等の新たな手段を用いていく必要がありますが、そのためには業務を明確にし、切り出しをしていく必要があります。そのための具体的な方法をステップ形式で学びます。
修了証書授与
講師プロフィール

武石 ゆかり
(たけいし ゆかり)
テイクストーンズコンサルティング合同会社 代表社員
独立行政法人中小企業基盤整備機構で26年勤務し、多種・多様な中小企業・小規模事業者の多種・多様な課題解決の支援を実施。2023年「経営をITと人の心で結ぶ」ことをコアビジョンとするテイクストーンズコンサルティング合同会社を創業。ユニークな価値を実現する人を増やす!夢中になって試行錯誤する人を増やす!をビジョンに掲げ、主にデジタル化・人的資本経営のコンサルティング、心理的安全性確保のためのカウンセリングを通じて中小企業の成長・成熟のための挑戦や実験を応援する活動を実施。神奈川県プロ人材活用センターサブマネージャーとしても活動している。
備考
- ※カリキュラムは都合により変更する場合がありますので予めご了承ください。
お問い合わせ
- 中小企業大学校金沢キャンパス
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Tel: 076-223-5573
Fax: 076-223-5762