慶應藤沢イノベーションビレッジ

2025年6月2日
株式会社ショーナン
新品種『メイヴ』、世界唯一の存在と判明 OISTがゲノム解析結果を公開
2019年藤沢市で発見された新種のブドウ『メイヴ』のゲノム解析結果がOIST(沖縄科学技術大学院大学)で発表され、『メイヴ』が世界唯一の品種だと判明しました。
『メイヴ』は耐病性・耐寒性が高く、無農薬で栽培できるうえ、気温-30度の寒冷地から30度を超える亜熱帯地域でも育つため、ハワイ・カンボジア・ベトナム・台湾・ウガンダ等から苗木の輸出依頼があるなど、日本はもとより世界中から注目を集めています。
今回OISTの研究で、片方の親が病気や害虫に耐性があり台木として使われる北米原産の「リバリア・グロワール」であること、もう片方の親がピノ・ノワールなどの「ヨーロッパブドウ」であることがわかりました。
今後は「ヨーロッパブドウ」について研究を進める予定です。