九州校

No.132 利益を生み出す原価管理実践講座
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※
大学校以外で開催するコース、インターバルのあるコースがありますので、詳細ページにて研修内容をご確認ください。
受付中
研修の概要
- 研修日程
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2025年11月17日(月曜)〜2025年11月19日(水曜)
- 研修期間(時間)
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全3日(18時間)
- 受講料
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29,000円
- 定員
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24名
- 対象
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経営幹部
管理者-
原価管理を通して適正価格の設定や顧客への提案を行いたい方
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論理的に説明できる価格設定に取り組みたい方
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利益を生み出すための価格設定について学びたい方
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- 場所
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九州校
研修のねらい
近年、原材料費やエネルギー価格の高騰、賃上げ要請の高まりなど、中小企業を取り巻く経営環境は厳しさを増しています。これらの原資を確保するには、コストダウンだけでは限界があり、商品・サービス価格に転嫁することで、利益を生み出していく必要があります。ですが、「価格交渉は難しい」と諦めてしまっている方も多いのではないでしょうか。
本研修では、価格交渉に向けて必要不可欠となる原価把握・原価管理の進め方について学びます。また、演習を通じて自社の課題を把握し、今後のアクションプランを策定することで、価格交渉に向けた第一歩を踏み出すことを目指します。
カリキュラム
11月17日(月曜)
- 9時50分~10時
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オリエンテーション
- 10時~15時
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原価管理の基本
内容:原価管理の目的やシステム等を活用した原価データのとり方、原価把握の進め方など、原価管理の基本を学びます。(主に製造業、建設・サービス業を中心とした教材を使用します)-
【演習】
自社の現状把握と課題の洗い出しを行います。
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- 15時~17時
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原価計算の進め方
内容:原価計算の考え方、進め方について学びます。
11月18日(火曜)
- 10時~17時
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原価を踏まえた適正価格の設定
内容:原価を踏まえた見積価格の策定方法と収益拡大につなげるための考え方について学びます。-
【演習】
原価把握のベースとなる、「モノと情報の流れ図」を作成し、自社商品の原価構成を見える化します。
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11月19日(水曜)
- 10時~16時
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価格交渉に向けたアクションプラン
内容:今までの研修を振り返り、原価把握~価格設定~価格交渉の具体的なイメージをつかみ、取引先との価格交渉の進め方を学びます。
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「中小企業・小規模事業者の価格交渉ハンドブック」の解説
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価格交渉に向けて準備すべきこと
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【演習】
今後の価格交渉に向けたアクションプランを策定します。
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- 16時~17時
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中小機構「原価管理診断」について
内容:中小機構九州本部で提供している「原価管理診断」の概要と支援事例を通じて、研修修了後、自社に戻ってからの取り組みのヒントを学びます。 - 17時~17時10分
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修了証書交付
講師プロフィール
久保 道晴(くぼ みちはる)

- 所属・役職:
- 久保公認会計士事務所 代表
- 略歴:
- 2006年公認会計士試験に合格し、あずさ監査法人(現有限責任あずさ監査法人)に入所。2011年に独立後、中小企業の事業承継、後継者育成に特化した支援を行う。公認会計士・税理士・中小企業診断士・1級ファイナンシャル・プランニング技能士。主な著書「オーナー社長の後継者育成読本」「ソリューション営業のためのFP実践講座」(共著)「事業承継入門講座」(共著)など。
【大学校での主な登壇実績】事業承継・廃業支援の進め方、経営管理者養成コース、次世代トップリーダー養成講座 など