職員インタビュー

「九州本部への転勤で感じた助け合いの輪。頼れる仲間がいる安心感」九州本部 企業支援部 企業支援課 日比野 友美 2018年4月入構

日比野さんは2018年に中小機構に入構し、本部で2年間、海外展開支援を担当しました。その後、2020年に九州本部へ転勤します。
現在も海外展開支援に携わっている日比野さんに、本部と地域本部との違いを聞きました。

途上国で気づいた企業支援の大切さ

私は愛知出身で、関西の大学へ進学し、途上国支援のための開発経済を学びました。その後、大学院でも勉強を続け、アフリカのマダガスカルに滞在して論文を書いたこともあります。

大学のゼミの教授が、JICAの受託で中小企業の海外進出を手伝っていて、私もインドネシアの企業調査に行かせてもらいました。そこでJICAに出向していた中小機構の職員と出会ったんです。その方は中小企業のことをすごく理解していて、本当に必要なことは何かを考えた上で支援されていると感じました。

その経験を通して、ローカル企業が活性化することで経済が発展し、国の成長につながるんだと知りました。日本の企業から現地企業へ技術移転することで、その助けができるんだと。

同時に、自分の知識のなさも感じました。日本のことがわかっていないと、海外のこともわからない。そこで中小企業について知ることができる組織で、企業の役に立てる仕事がしたいと思うようになり、中小機構に入りました。

地域本部で現場のリアルな声を聞く日々

入構後、まずは本部の販路支援部に配属となり、海外展開支援に携わりました。1年目は、国際化支援アドバイス事業の報告書をチェックしたり、専門家の旅費を確認したりと、事務作業がメインでした。

新人時代、OJTを担当してくれた先輩から「本部の仕事は、現場の支援がうまく行くよう支えること」と言われことが印象に残っています。「地域本部から私あてに問合せの電話がかかってきたり、専門家に相談されたりする人になろう」と目標を定め、1年後に達成することができました。

1年目に現地調査で訪れたミャンマーの縫製工場

(写真)1年目に現地調査で訪れたミャンマーの縫製工場

2年目からは補助金事業に移り、このまま3年目も本部勤務だろうと思っていたら、九州本部に転勤が決まったので驚きました。

九州には縁がなかったため、九州出身の職員に話を聞いたり、同じ部署から九州本部に異動した方に電話で色々教えてもらったりしながら準備を進めました。

転勤後も、引き続き海外展開支援を担当しています。専門家に同行して実際の支援現場にも行くようになり、事業者の生の声を聞く機会が増えました。

経営者の声を聞くことは、その人の覚悟を聞くことだと思います。私も、仕事面だけではなく、自分自身がどういう人間になりたいかを考えるようになりました。

中小機構は色んな人が助けてくれる職場

地域本部に来て、本部でやっていた事務の経験が、現場の仕事に活かせると気づきました。私が九州本部で迷った時は、本部や他の地域本部で似たような事があったなと、すぐ担当職員に確認することができます。今の経験がまた次の異動先でも活かせるよう、日々を大事にしていきたいです。

最近は、1年目に掲げていた「電話がかかってくる人になる」という目標をさらに意識するようになりました。中小機構の窓口になるため、専門家の方々とこまめにコミュニケーションを取り、関係機関からの問合せにも早くレスポンスすることを心がけています。

中小機構は転勤など変化が求められる組織ですが、周りに助けてくれる人がたくさんいます。私が九州本部に来た4月、緊急事態宣言が出たため突然テレワークになりました。その時も、異動先の九州本部だけでなく、他の地域本部の人達に仕事の進め方などを教えてもらい、乗り越えることができました。

今後は、自分がしてもらったことを後輩に返していって、助け合いの輪をつなげていけたらと思っています。