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No.28
次世代につなげる現場ノウハウ伝授のポイント

  • 大学校以外で開催するコース、インターバルのあるコースがありますので、詳細ページにて研修内容をご確認ください。
  • 消費税率の引き上げに伴い、2019年10月1日以降に開講するコースは受講料が変更されました。
  • 7月より安全対策を実施し、研修を開始します。
受付中
研修日程
2021年1月19日(火曜)
~2021年1月21日(木曜)
研修期間(時間)
全3日(21時間)
受講料
32,000円
定員
25名
対象
経営幹部, 管理者
・自社の技能を見える化したい方
・伝達者と伝承者間で円滑に技能伝承を進めたい方
・技能伝承の社内体制を構築したい方
※製造業以外でもご参加いただけます。
場所
東京校

研修のねらい

国内製造業の強みは、ものづくり技術の根幹にある蓄積された「技能」であり、また、新技術の創出や製品化においても、「技能」の果たす役割は大きなウエイトを占めています。しかし、熟練技能者の高齢化や若年者の製造業離れの社会現象により、生産現場等での技能伝承が途絶え、企業や地域産業の活力が低下することが危惧されています。
この研修では、社内ノウハウ等の技能伝承の必要性を理解するとともに、個人の感覚に依存しがちな暗黙知の高い「技能」を解析・見える化し、それを共有化することにより、円滑で体系的に技能伝承するための仕組みづくりとコーチング活用による効果的な伝承方法について解説します。

研修の特長

  • 熟練技能者の高齢化や世代間ギャップで技能の引継ぎに悩んでいる方
  • 技能伝承を具体的にどのように進めるべきかを習得したい方
  • 技能伝承を行っているが、効果が上がらない、根付かないと考える方

カリキュラム

1月19日(火曜)

9時20分~9時40分

オリエンテーション


9時40分~10時40分

中小企業を取り巻く技術・技能伝承の現状と課題

内容:

2007年から始まった団塊の世代が去った後の現場で発生する技能伝承の問題と影響を体系的に解説し、その阻害している要因について解説するとともに、技能伝承の必要性やその本質を理解します。

  • 技能と技術の相違
  • 技能の意義と特徴・本質
  • 技能伝承とは
  • 技能伝承の現状
  • 技能伝承を拒む課題とその要因
  • 技能伝承の必要性
  • 技能伝承の戦略的な展開の重要性

10時40分~14時40分
(昼休 12時40分~13時40分)

伝承のための作業指導書の作り方 (技能の見える化対策)

内容:

技能伝承について伝達者と伝承者の個人任せでは伝承が進みません。技能伝承を円滑に進めていくために技能は分析し形式知化することで伝達者の技能レベルが一層向上し、且つ効率的に伝承することができます。そこで技能伝承の進め方として、技能の「見える化」の方法について事例などを交えて学習していただきます。

  • 技能に潜むカン・コツ・急所
  • 暗黙知とは
  • 暗黙知の形式知化(暗黙知の見える化)
  • 暗黙知の解体方法
  • 作業手順書の構成と作成の留意点

14時40分~17時40分

技能伝承のための作業指導書の作成

内容:

企業における伝承すべき技能の優先順位を検討し、伝承すべき技能設定し、技能指導すべき作業指導書を実際に作成し、相互に意見交換やアドバイスをします。

  • 伝承すべき技能の検討方法
  • 指導のための作業指導書の作成方法
  • 作業指導作成演習<個人研究><グループ相互検討>
  • 発表、コメント

1月20日(水曜)

9時20分~12時20分

技能を指導・伝承するポイント

内容:

技能伝承を進めるためには、伝達者の指導力が重要です。そこで効果的に伝承を進めるためのポイントについて学びます。

  • 技能指導の進め方
  • 技能指導のティーチングとコーチングの方法
  • 暗黙知を伝える工夫
  • 教え方の5段階
  • 指導場面でのコミュニケーションのポイント
  • 技能伝承の成果と評価
  • 指導の評価・フォローアップの仕方
  • 事例から学ぶ技能伝承のポイント

13時20分~17時20分

技能伝承のためのロールプレイング (ティーチングとコーチングの活用)

内容:

相手の能力や可能性を最大限に引き出しながら、自発性を促し、目標の達成に向かうコミュニケーションツールであるコーチングにより、成果につながる行動を引き出す実践的な方法を学びます。

  • ロールプレイングの準備
  • ロールプレイングの進め<ロールプレイングの実習>
  • 技能指導の留意点のまとめ
  • 発表、コメント

1月21日(木曜)

9時20分~12時20分

伝承の仕組みづくりと必要な教育体制

内容:

伝達者が伝承者と良好なコミュニケーションをとりながら円滑に技能伝承するためには伝達者への教育が必要になります。また、技能伝承は長期的な取り組みになるため、社内でのOJTによる伝承計画やマニュアル作成が必要です。そこで、技能伝承を継続的に実施・普及させていくための企業内における仕組みづくりについて学びます。

  • 技能伝承のためのOJTの展開
  • OJT計画の作成方法
  • 指導者と指導対象者との面談
  • 教育制度の確立(教育担当者制、勉強会、社内資格制度)
  • 技能伝承のOJT計画表作成演習<個人研究><グループ相互検討>
  • OJTを展開する留意点

13時20分~15時20分

【事例研究】 後継者への伝承法を学ぶ

内容: どうすれば後継者に対して効果的な技能の伝承ができるのか。ここでは、先進企業の導入事例から、成果の上がる伝承指導の方法について学びます。

15時20分~17時20分

自社で技能伝承を行う具体的な実践計画・行動計画の作成

内容:

これまで学んできたことをもとに、自社において技能伝承を進めるための行動計画を作成します。

  • 具体的な実践行動計画の作成
  • 「この研修の振り返りとこれから」について

17時20分~17時30分

修了証書の授与


講師プロフィール

高原 昭男

高原 昭男
(たかはら あきお)
株式会社ベーシック・マネジメント研究所 代表取締役

キヤノン株式会社、経営コンサルタント会社を経て、1998年に、BML:ベーシック・マネジメント研究所を設立。この間、企業の研修講師、経営コンサルタントとして活動。中小企業診断士  全能連認定マスター マネジメント コンサルタント。主な著書に「技能伝承の上手な進め方Q&A60」「徹底5S実践マネジメント」「5Sべからず集」「ミス・事故をなくす医療現場の5S」など。

備考

  • 研修初日の講義終了後に交流会(参加任意:費用2,500円程度)を開催する予定です。
  • カリキュラムは都合により変更する場合があります。予めご了承ください。
  • 当大学校の研修は人材交流の場でもあります。名刺交換などを積極的に行って頂きたいので、名刺は定員をご確認の上、多めにお持ち下さい。

お問い合わせ

中小企業大学校東京校 企業研修課
Tel: 042-565-1207
Fax: 042-590-2685