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No.63
将来の安定と繁栄を支える経営財務の着眼点(サテライト・ゼミ 川西市開催)
- ※大学校以外で開催するコース、インターバルのあるコースがありますので、詳細ページにて研修内容をご確認ください。
- ※新型コロナ感染防止対策を行い、研修を実施しております。
- 研修日程
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2022年11月15日(火曜)
~2022年11月16日(水曜)
- 研修期間(時間)
- 全2日(14時間)
- 受講料
- 22,000円
- 定員
- 15名
- 対象
- 経営者, 経営幹部
研修のねらい
円滑な経営のためには、会社の財産だけでなく、例えば代表者の個人資産、そして連帯保証など、将来どのような影響や問題があるかを理解し、企業全体を様々な視点から考えることが大切です。
また、将来の事業承継を考えるとき、税制だけが論点になりがちですが、それだけでは失敗を招くおそれがあります。
本研修では、長期的な経営の安定と繁栄を実現するために、経営財務における重要論点や典型的な失敗例、そして問題への対処方法を学びます。
研修の特長
- 財務の基礎知識を学びながら進めるので、財務が苦手な方でも安心してご参加できます
- いつか来る事業承継の備えとしてもおすすめです
- 法人・経営者・経営者親族それぞれについて、税制・経営・資金の影響を横断的に学びます
カリキュラム
11月15日(火曜)
オリエンテーション
会社のお金 個人のお金
中小企業では、経営者が個人と法人との間で一時的にお金の貸し借りを行うケースがみられますが、その金額が大きくなる、期間が長くなることにより、問題が増大します。また、金融機関からの借入金については、中小企業では経営者が連帯保証人になっている場合がほとんどです。これらの影響と問題点、そして対処方法を学びます。
会社の土地・建物 個人の土地・建物
中小企業では、会社の経営に必要な資産が全て会社所有ではなく、社長や親族の所有資産を会社が経営上使用しているというケースが多くあります。やり方を間違えると、将来において多額の資金流出を招いたり、不利な状況に陥る場合があります。そうしたいくつかの典型例のメリットとデメリット、影響と問題点、そして対処方法を学びます。
11月16日(水曜)
所有と経営 会社運営の仕組みを理解する
会社法の基本的考えの一つに「所有と経営」というものがあります。大企業に必要な知識と誤解されることが多い論点ですが、実は家族経営のような小規模企業でも重要です。理解があるかないかで、現在と将来、会社をどう運営していくかの本質的思考が変わる、この重要な考え方を学びます。
会社の価値算定
会社の価値算定はある程度コツをつかむことでイメージが分かるようになります。また、事業承継税制の活用が必要なのか、不要なのかを考える第一歩にもなります。さらに、会社の価値算定には相続税評価額だけでなく、事業価値算定によるものと、大きく異なる二つがある点もあわせて学びます。
事業承継と税金
ここまでの内容に加えて、贈与の影響と留意点を学ぶことで、親族内承継における重要論点を、税金だけでなく広い視野で理解します。また、従業員への承継の留意点についても学びます。
修了証書交付
講師プロフィール

長尾 義敦
(ながお よしあつ)
長尾公認会計士事務所 代表 公認会計士
平成14年に公認会計士試験合格後、朝日監査法人(現 あずさ監査法人)に約11年間勤務し、主として、事業再生支援、M&A支援、法定監査、外部・内部研修講師等の業務を行う。平成26年 長尾公認会計士事務所として独立。
主な業務内容・実績:事業再生、経営改善計画策定支援(事業DD、財務DD、計画策定、事業価値算定、金融機関調整、モニタリング)、債権管理、在庫管理、資金管理改善支援、M&A支援(スキームアドバイス、財務DD、株式価値算定)、研修講師(経営改善計画策定支援研修、各地認定支援機関向け講習会等)
備考
- ※カリキュラムにつきましては、一部変更することがございます。
- ※関西校以外で行われる研修については、会場に付属した宿泊施設はありません。受講者様ご自身でご手配をお願い致します。
お問い合わせ
- 中小企業大学校 関西校 研修担当
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Tel: 0790-22-5931
Fax: 0790-22-5942