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No.44
BCP策定講座(大阪開催)
- ※大学校以外で開催するコース、インターバルのあるコースがありますので、詳細ページにて研修内容をご確認ください。
- ※消費税率の引き上げに伴い、2019年10月1日以降に開講するコースは受講料が変更されました。
- ※7月より安全対策を実施し、研修を開始します。
- 研修日程
-
2020年12月2日(水曜)
~2020年12月4日(金曜)
- 研修期間(時間)
- 全3日(21時間)
- 受講料
- 32,000円
- 定員
- 20名
- 対象
- 経営者, 経営幹部
研修のねらい
自然災害や感染症の蔓延などが事業に与える影響を最小限にとどめ、事業の継続・復旧を可能とするための計画をつくり、教育・訓練をしておくことは、社員やお客さまの安心、そして企業の信頼を守るためにとても重要です。
本研修では、緊急事態時の判断基準や行動フローなどを定める「事業継続計画(BCP)」の基礎知識や具体的な策定手順について、事例や演習等を交えながら実践的に学び、自社のBCPの検討・立案を行います。
研修の特長
- 企業のリスクマネジメントとBCP、BCM(事業継続マネジメント)の基本的な知識がわかります。
- BCPの策定手順と実践上のポイントがわかります。
- 自社のBCPの検討・立案をすることができます。
カリキュラム
12月2日(水曜)
オリエンテーション
リスクマネジメントとBCPの意義
企業活動におけるリスクマネジメントの重要性と考え方について学ぶとともに、BCPとは何か、また、BCPの有無が企業にどのような影響を与えるのかについて、導入企業の事例、特に震災で導入していた企業とそうでない企業との違い等をわかりやすく説明し、理解を深めます。
- リスクマネジメントの重要性と考え方
- 規模別、業種別、業態別に異なるBCPのポイント
- リスクの想定をどのように考える必要があるか
- 新型コロナの影響でBCPがどう変わりつつあるか
- BCP策定による効果と導入企業の事例
- BCP作成にあたって陥りやすい点と解決法
- 感染症BCP整備のポイント
BCP作成の進め方と導入のポイント
BCPの作成の手順と勘所、防災対策とBCPの違いについて、事例を用いて解説します。そして、BCP導入のポイントについて、グループによるケース演習等により理解を深めます。
- 基本方針と適用範囲の決定
- リスクの想定と復旧目標の設定
- 事業影響度分析(ビジネスインパクト分析)
- 対応策の決定
- 緊急時の対応策と体制の明確化
- 平常時における運用の仕方
- 緊急時における発動フローと対応の要点
- ケース事例によるグループ演習(BCP作成と机上訓練)
- 訓練後の振り返りと課題の抽出
12月3日(木曜)
BCP作成の進め方と導入のポイント
同上
12月4日(金曜)
自社のBCP作成(演習)
2日間学習した知識を基に、BCPの教育訓練、見直し方法を踏まえて、実際に自社のBCPを検討・立案する演習を行います。
また、具体的なチェックリストやマニュアル等のつくり方にも触れ、どのような仕組みを整備すれば現場の実務者が迷わずに行動できるかを具体化する手法を学びます。
修了証書交付
講師プロフィール

浅野 睦
(あさの まこと)
株式会社フォーサイツコンサルティング 代表取締役社長
1963年生まれ。成蹊大学法学部卒。経営コンサルタント。リスクマネジメント協会理事。(株)丸井、米国保険会社プルデンシャルを経て96年にコンサルタントとして開業。リスクマネジメントを得意分野とし、事故防止や不正防止、コンプライアンス、組織マネジメントなどで大手・中堅企業、医療機関、福祉事業などのコンサルティング、研修活動を行っている。特に東日本大震災後、各地域においてBCP策定支援及び研修に力を入れている。
受講者の声
- 経営計画との整合をとるという観点が大変参考になりました。また、ケースで計画作成、模擬訓練したことは、自社に置き換えるときにイメージしやすかった。
- 今後業界として何をすべきかに関しては大変参考になった。引き続き自社計画策定につなげていきたい。
備考
- ※カリキュラムにつきましては、一部変更することがございます。
- ※関西校以外で行われる研修については、会場に付属した宿泊施設はありません。受講者様ご自身でご手配をお願い致します。
お問い合わせ
- 中小企業大学校 関西校 研修担当
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Tel: 0790-22-5931
Fax: 0790-22-5942