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No.44
現場改善の基本を身に付ける!
- ※大学校以外で開催するコース、インターバルのあるコースがありますので、詳細ページにて研修内容をご確認ください。
- ※消費税率の引き上げに伴い、2019年10月1日以降に開講するコースは受講料が変更されました。
- ※7月より安全対策を実施し、研修を開始します。
- 研修日程
-
2018年9月5日(水曜)
2018年10月11日(木曜)
2018年11月21日(水曜)
- 研修期間(時間)
- 全3日(18時間)
- 受講料
- 28,000円
- 定員
- 15名
- 対象
- 管理者
- 場所
- 高知県工業技術センター
研修のねらい
この研修では、現場改善の基本的技法である5S、目で見る管理、ムダ取り、3ム、IEについて、理解していただくとともに、インターバル期間を利用した自社課題解決への取組みを通じて、実践力を身に付けていただきます。
研修の特長
- 5S、目で見る管理による改善方法について、豊富な事例を交えてわかりやすく学べます。
- ムダ取り、3ム(ムリ・ムラ・ムダ)、IEといった改善手法について、自社での実践を行いながら学べます。
- 自社の業務に適用しながら進めるので、研修終了後すぐに役立ちます。
カリキュラム
9月5日(水曜)
5Sと目で見る管理を身に付けよう!
開講式・オリエンテーション
工場管理者の職務と役割
講師: 有限会社コンサルティング ベルオフィス 代表取締役 鈴木 規男
- 工場管理者として身に付けるべき知識、職務と期待される役割について学びます。
- 生産管理の仕組みと体系
- 生産合理化、生産性向上の考え方
- 工場管理者として果たすべき役割と求められる実務知識
- 部下の指導育成方法
(途中1時間昼休憩)
「5S」と「目で見る管理」の基本
講師: 有限会社コンサルティング ベルオフィス 代表取締役 鈴木 規男
- 現場改善の基本となる「5S」と「目で見る管理」について学びます。
- 「改善」の目的、意義、対象、データによる現象把握、効果
- 「5S」の目的、意義、その効果と定着法
- 「目で見る管理」の目的、意義、その効果と定着法
- 職場での推進活動の留意点
ゼミナール1【演習】自社の現状の整理と分析
講師: 有限会社コンサルティング ベルオフィス 代表取締役 鈴木 規男
- 自社の製造現場における現状と課題の分析
- 課題を抱える対象職場、製品、工程、作業
- 必要とするデータ、成果の測定
- 改善実施計画作成
第2回開講までの間(インターバル期間)に、自社の現場改善を実施して、改善前、改善後の写真を撮り、持参していただきます。
10月11日(木曜)
改善現場の手法を身に付けよう!
インターバル期間中の活動成果の発表
講師: 有限会社コンサルティング ベルオフィス 代表取締役 鈴木 規男
- インターバル期間中に取り組んだ課題の発表と評価
- 課題・現状・改善内容・改善による効果
- 受講者ごとの発表と、講師によるアドバイス
(途中1時間昼休憩)
ムダ取り、3ム、IEの基本と現場改善の進め方
講師: 有限会社コンサルティング ベルオフィス 代表取締役 鈴木 規男
- 現場改善の目的、問題の捉え方
- 現状把握を行うためのムダ取り、3ム、IE等の技法
- ムダ取り、3ム、IEの考え方と活用方法及び現場での使い方
- 把握した現状の見方と原因分析方法
- 改善案の検討方法
- ECRS
- オズボーンの発想法
- 改善事例の紹介
- 改善計画の作成方法と効果の把握・検証方法
ゼミナール2【演習】自社の課題把握と改善計画の作成
講師: 有限会社コンサルティング ベルオフィス 代表取締役 鈴木 規男
- 自社の課題を再認識して、改善対象と改善目標、改善計画を作成します。
- 自社の課題の再認識
- 改善対象職場・製品・工程・作業等の選定
- 改善目標の設定
- 分析手法の選定と改善計画の立案
第3回開講までの間(インターバル期間)に、自社の現場改善を実施して、改善対象、改善目標、改善内容、改善効果等についてレポートを作成していただきます。
11月21日(水曜)
改善の実施結果を報告し、改善法に磨きをかけよう!
改善結果の取りまとめの発表準備
講師: 有限会社コンサルティング ベルオフィス 代表取締役 鈴木 規男
- インターバル期間中に取り組んだ改善活動、改善結果を取りまとめて、発表の準備を行います。
(途中1時間昼休憩)
インターバル期間中の改善結果の発表
講師: 有限会社コンサルティング ベルオフィス 代表取締役 鈴木 規男
- 改善活動の結果発表と講師からのアドバイス
- 発表5分間/1人、質疑5分間
- 講師からの講評と今後に向けたアドバイス
ゼミナール3【演習】自社の改善計画のブラッシュアップ
講師: 有限会社コンサルティング ベルオフィス 代表取締役 鈴木 規男
- 今回の取組みを通じて、今後の自社の改善活動をより効果を高める方策、あるいは横展開していくための計画を作成します。
- 今回の改善活動の振り返りと今後の課題
- 自社に定着させるための方策
- 横展開して全社的に取り組むための方策
- 今回の課題のブラッシュアップ計画
- 新たな課題の設定と改善計画等、自社に合った計画を作成
終講式
講師プロフィール
鈴木 規男
(すずき のりお)
有限会社コンサルティング ベルオフィス 代表取締役
本社生産技術部において、現場改善・IE改善の指導、生産性向上活動指導支援、生産情報システム構築、新工場計画、教育研修プログラム企画立案及び講師を担当。また、関連会社、海外工場などの改善指導を実践。
平成6年退社後、コンサルタントとして独立。中小企業大学校では、製造業向けの現場改善、5S、IE技法などの講座で活躍されている。