虎ノ門セミナー「中小企業経営者の金融機関との付き合い方と眼力強化」動画及び資料の掲載について

本掲載動画及び資料は、2016年7月12日に開催しました虎ノ門セミナーでの森俊彦氏(特定非営利活動法人日本動産鑑定会長)による講演「中小企業経営者の金融機関との付き合い方と眼力強化」の動画及び資料でございます。

セミナー名

「中小企業経営者の金融機関との付き合い方と眼力強化」
 —取引先企業に向き合う本気度で差が広がる金融機関—

講師

 特定非営利活動法人 日本動産鑑定 会長 森 俊彦 氏

特定非営利活動法人 日本動産鑑定 ホームページ


動画

今回の虎ノ門セミナーの模様は動画でご覧になれます。

動画サムネイル

1.「損益(ビジネス)」と「資金繰り」は車の両輪別ウィンドウで開きます


再生時間:14分29秒

動画サムネイル

3.公的機関の具体的な取り組み別ウィンドウで開きます


再生時間:12分53秒

動画サムネイル

4.「事業性評価に基づく融資や本業支援」その1別ウィンドウで開きます


再生時間:17分34秒

動画サムネイル

5.「事業性評価に基づく融資や本業支援」その2別ウィンドウで開きます


再生時間:26分20秒

*映像は、平成28年7月現在の情報に基づき制作しています。


「中小企業経営者の金融機関との付き合い方と眼力強化」(表紙を含む全44ページ)


講演概要

中小企業の経営者にとって、「財務諸表、資金繰り表の見方」の知識は重要ですが、さらに重要なことは?中小企業は資金調達面で金融機関借入が大半。すなわち、「金融機関との付き合い方」(=金融機関に対する眼力強化)がさらに重要です。
日本全体の融資構造の現状は、法人企業の借入の大半が長期資金です(=「融資構造の大きな歪み」)。多くの金融機関では、特に中小企業に対し、(不動産担保や信用保証協会の保証付きの)「長期融資」で長期間モニタリングなしの融資ノーチェック状態となっています。この結果、中小企業の「資金繰り困難化」をもたらすと同時に、「経営支援能力も著しく低下」しています。
もっとも、今、取引先企業の事業性をしっかり評価し、資金繰り難の解消や事業再生、そして経営者保証の解除や事業承継、さらには成長支援で実績を積み上げる金融機関が増えてきています。この面で“進んでいる”金融機関(顧客本位)と、従来型の低金利競争に明け暮れる“遅れている”金融機関(自己本位)の間で、取引先企業の活性化や地方創生の実績の差が大きく広がっています。金融庁、経済産業省、中小企業庁なども“進んでいる”金融機関のこれらの動きを後押ししています。
中小企業経営者が金融機関との交渉で、“進んでいる”金融機関を選別する際の、チェックポイント等を学んでいただきます。
1.取引先企業の本質的な成長に繋がる取引(=事業性評価に基づく融資や本業支援)をしているか?
2.取引先企業の資金ニーズ・用途に応じた貸出(例、運転資金見合いの短期継続融資)をしているか?
3.事業性とは無関係の不動産担保しか見ない貸出に傾注していないか?
4.信用保証制度のフリーライダーになっていないか?
5.銀行としてあるまじき影響力行使を取引先企業に行っていないか?