小規模事業者支援ハンドブック
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第4章 小規模事業者の事業計画策定支援97同計画書の場合も「達成目標」を数値で示す必要があり、製造業の場合、Q(品質)C(コスト)D(納期)が着眼点になります。① 生産能力はどれくらい向上するのか② 生産リードタイムが現状よりも何日短縮するのか。③ 品質はどの程度向上するのか  (業種によって品質を表す単位があるはずです)④ 製品1単位当たりのコストはいくら低減するのか。※これらを下記のように表にまとめるのもいいでしょう。※設備投資によって生産能力が向上し、生産量が増加するにもかかわらず、その販売先があいまいであってはダメです。販売見込み先と販売予定数量を明確にしておきましょう。※最後の売上計画は設備投資の金額に見合うものになっている必要があります(導入する設備の元が取れるような売上・利益の計画になっているか)例:【取り組み後の見込まれる優位性】項 目評価取り組み後現状生産性◎○○部品の生産能力は約160個/日と飛躍的に生産性が高まる。新たに引き合いがある○○部品にも対応可能になる○○部品の生産能力約80個/日品 質◎・加工品精度:公差±10μ新たに引き合いがある○○部品の要求品質に対応可能・加工品精度:公差±50μ・表面粗さについては、手作 業で磨く労働環境◎工程の自動化、省力化、無人化の推進により、有給休暇の消化率は80%まで向上有給休暇の消化率は40%である。作業安全性◎刃物の干渉の有無を自動で確認できる人が刃物の干渉がないか確認を行いながら加工をしているコスト◎生産性が2倍に向上するが労務費は少し増える程度であり、製造コストは低減する。1日の生産数が少ない為、原価が高くついている。

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