小規模事業者支援ハンドブック
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第4章 小規模事業者の事業計画策定支援89(2)競合について競合先はどこで、その「競合先は今どんな動きをしているのか」を経営者、後継者双方で検証しましょう。それによって逆に「こんな動きはしていない」ということもわかるのです。◆事例4 市場動向・顧客ニーズ・競合市場動向(業界・対象とする商圏)(業界動向・特性) 国内の自動車市場は若者の車離れなどの影響で市場は縮小傾向にあるが、ハイブリッド車、および軽自動車の売れ行きは好調である。また昨今では、自動ブレーキ付きの自動車へのニーズが高まっている。(対象とする商圏・地域特性) 神崎郡、および姫路市北部においては、公共交通機関が不便であるため、1世帯あたりの自動車の保有台数は多い。一方で、若者の減少が顕著であり高齢化が進展している。 また、地域の特性としては、スタッドレスタイヤが必要な地域は一部である。顧客のニーズ・購買動機① 安全・安心へのニーズ  価格よりも行き届いた整備などの安心感を優先する顧客も多い。② 低価格へのニーズ  当社の価格が他社の価格よりも高額であると指摘する顧客も少なくない。③ 車の機能へのニーズ自動ブレーキへのニーズが高く、中高年を中心に「次に買い替える時は自動ブレーキ付きにする」という顧客がきわめて多い。また、ドライブレコーダーへのニーズも高まりつつある。④ 中古車へのニーズが高い  若年層を中心に中古車へのニーズも高い競 合 近隣に当社と同規模で地域に密着した整備事業者があり、次世代自動車(電気自動車等)にも力を入れていることを「ウリ」にするなど、当社にとってはもっとも強力な競合先である。 また、オートバックスがオイル交換、車検等にも力を入れており、顧客を奪われることも少なくない。

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