小規模事業者支援ハンドブック
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88第4章 小規模事業者の事業計画策定支援3.顧客ニーズと市場の動向・競合について(1)顧客ニーズと市場の動向①顧客のニーズ(購買動機・買う必要性)を知る顧客のニーズ、すなわち顧客は自社の商品を買うことによってどのような「価値」手に入れようとしているのかを検証しましょう。化粧品を買う人は「美しさ」という価値を手に入れようとしていると言われるように、顧客が手に入れようとしている価値が「ニーズ」であるといえます。②市場の動向を知る自社の業界の動いている方向、すなわち業界はどのように変化しているのか、また、自社がターゲットとしている商圏についても同様に、どのような特性があり、どう変化しているのか知っておきましょう。③市場規模(自社の商圏規模)はどの程度あるか総務省家計消費統計により、自社が扱う商品・サービスの一人当たりの消費量(額)やその推移を把握することができます。それに自社の想定する商圏の人口を掛けて市場規模を算出することも一つの方法です。例:国内の酒類消費額÷人口=1人当たりの年間酒類の消費額                (仮に50,000円とする)◆想定する自社の商圏の人口が20,000人とすると 20,000人×50,000円=市場規模10億円と見ることができます。◆仮に自社の売上が1億円ならば、市場シェアは10%といえます。例:購買動機(買う理由) 最近、納豆を食べる頻度が増えたと回答した人の理由は、「栄養が豊富なので」が76.4%と最も高く、続いて「健康効果があるので」64.9%、「価格が安いので」52.6%という結果であった。 (納豆組合連合会消費者アンケートより)

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