小規模事業者支援ハンドブック
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76第3章 小規模事業者の売上向上支援  (例)希少性による訴求・・・今だけ・ここだけ・10個限定・本日限り など  (例) 付加的な要素による訴求・・・人気№1、店長のお勧め、使い方の紹介、商品に込めた想い、お客様の声 など・イメージをよりかき立てるための工夫をしましょう  (例)商品に関連したイメージ写真、色、飾り付け、小物、手書きの文字 など◆POPの効果・留意点・多くの店でPOPの効果が期待できます  (例)買うのを迷っていたが、“利用者の声”を読んで安心して買うことができた  (例)店内を歩いていたところ、“今だけ”のPOPが目に入り思わず手に取った  (例)ここまで“こだわり”のある商品なら、この値段でも高くないと感じた・POPは目立つため、逆効果にならないように気を付けましょう  (例)字体や用紙がバラバラで様々なPOPが目に入るため、店にいると疲れる  (例)POPが多過ぎるため、何が良いのか分からない・逆に迷ってしまう  (例)POPの表示と値札が違っている商品が多いため、選んでいて混乱する(2)まとめ買いによるお得感の訴求◆まとめ買いでお得感を訴求しましょう・複数購入のメリットを提示すれば、多くの場合、購買につながります  (例)売価1点500円の商品を2点900円で販売する  → 1点だけ欲しい人(2点以上欲しくない人)は1点500円で購入する  → 不要なモノでなければ、お得な買い方を選択する(2点購入する)◆留意点・基本的には、値引きすることで客単価(買上点数)を向上させる手法であるため、粗利が確保できるかを予め確認(シミュレーション)しておきましょう・「需要の喚起」と「需要の先食い」の両面があることに留意しましょう(まとめ買いに向く商品と向かない商品があることに留意しましょう)  (例)菓子 → 美味しければ食べてしまう(また買う)  ⇒ 需要の喚起  (例)洗剤 → 消費は増えない(家の在庫が増えるだけ) ⇒ 需要の先食い  (注)消費が増えなければ、先々の売上を前倒ししただけとなります・「需要の先食い」につながる商品でセット販売を行う場合には、先々の売上減少を見越した販売促進策も同時に検討しましょう  (例)まとめ買いを訴求しながら、再来月に向けて新商品キャンペーンを企画する(3)ついで買い商品・サービスの提供◆もう1点ついでに購買してもらうことで、客単価を向上させましょう・あくまでも従(ついで・つい)の位置付けであることを忘れないようにしましょう

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