小規模事業者支援ハンドブック
66/128

66第3章 小規模事業者の売上向上支援項目強み(S)(ローマ数字は強みの精査結果)弱み(W)製品・自社ブランドを展開している(知名度がある)(ⅲ)・長年の子供服製造の実績(信頼)とノウハウがある(ⅳ)・原毛の製造原価高騰のため、原材料負担が大きい・複合素材の開発が遅れている・企画力が乏しく、総合的な商品展開ができない工場・設備・LG自動機を保有している (ⅳ)・設備のメンテナンスに力を入れており故障が少ない (ⅲ)・社内でリンキングを行っている(外注不要) (ⅱ)・同業者1社と業務提携し、協力関係を続けている (ⅲ)・整理整頓が適切に行われておらず、編地に汚れ等が付着するトラブルもある・自社工場のキャパが小さい(繁忙期は外注が多くなるため、原価上昇と品質不安が生じる)営業・長年に渡り良好な関係を続けている取引先が複数ある (ⅲ)・見本市の出展やその他新規開拓の営業はしていない・休眠取引先への営業は一切していない組織・人材・社員一丸となって取り組んできた会社である (ⅱ)・設備のメンテナンスや自作できる社員がいる (ⅳ)・子育て中の社員が複数いる(子育て経験を商品企画に活かす)(ⅳ)・人手不足・手際の悪さにより残業が多い・デザイン力に優れた人材がいない・パソコンを使える人材が少ない・社長や工場長不在時に仕事が滞ることがある財務・一昨年は赤字だったが昨年は黒字に回復 (ⅱ)・担保余力がある (ⅱ)・原材料ロスが多く、見積もりも甘い・原料在庫が増加しているマネジメント・なし・日程・行程管理が甘い(経験と勘で工場長が常に指示している状態)情報・既存取引先数が多く、業界情報を数多く得ている (ⅲ)・ホームページはあるが更新していない3.問題発見と対策設定の手法ここでは、「売上の分解式」を用いて、どこに問題があるのかを探り、今後どのようにして「売上向上」につなげるのかを検討するための手法を解説します。(1)小売業の問題発見と対策設定①小売業の「売上の分解式」

元のページ  ../index.html#66

このブックを見る