小規模事業者支援ハンドブック
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第3章 小規模事業者の売上向上支援61・自社(Company)の視点  → 上記「競合の視点」の内容に「財務」をプラスして検討します◆3つのアクションに結びつけましょう・魅力的な顧客・消費者を選択し、競合との差別化要素を見出し、自社の持つ経営資源を集中させるという3つのアクションに結び付けます②3C分析の留意点◆小規模事業者の場合、現状把握を十分に行えない可能性があるため、3C分析ができない場合もあることに留意しましょう  (例)競合分析を行っていないため、「競合の視点」をほとんど記入できなかった◆不十分な分析結果で方向性を定めると、支援に活かせないだけでなく、間違った方向に導く懸念もあることに留意しましょう  (例) 顧客ターゲットを30代女性と定めたが、後になって、自店の商圏にはそれほど多くない年代ということが分かった(「顧客の視点」の分析が不十分なままで方向性を定めてしまった)③3C分析の例(飲食店の例)【顧客・消費者】特徴的な事柄・地域の少子高齢化が進んでおり、30年後の人口は▲25%と予測・地元で育った若者の多くは、高校卒業後に県外転出が多い(Uターンは少ない)・地域の人口は、10代は微減、20-30代は顕著に減少傾向・地域に産学連携に意欲的な大学がある(入学者数は年々減少傾向)・地域の世帯構成人数が1.9人に減少(以前よりも単身世帯が増えている)・大手企業の工場誘致により外国人研修生等の新たな住人が増えている・若い世代は所得水準が低く節約志向がみられる地域である・日常品は安いものを求めるが、特別な日には豪華なものを求める傾向がある・外国人の中には、言葉が分からずに外食をためらっている人がいる・単身・家族共に、週末に外食する世帯が多い地域である

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