小規模事業者支援ハンドブック
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60第3章 小規模事業者の売上向上支援③PEST分析の例(飲食店の例)項目自社にとってのプラス要素自社にとってのマイナス要素政治・発泡酒・第三のビール等の増税 (家飲みの割安感が減少)・小規模事業者支援の活発化・消費税率アップ等の増税政策 (消費者の可処分所得が減少)経済・大手企業では業況回復傾向・東京オリンピックに向けて景気回復見込み(海外からの観光客等新たな顧客の獲得も期待できる)・飲料業界の競争激化(酒販会社からのバックアップが得られやすい)・景気低迷による接待控え・中小企業従事者の所得低迷・材料高による原価高騰・アルバイトの確保が困難(時給高騰・最低賃金の増加傾向)社会・高齢化、単身世帯の増加・食に対する安全意識の高まり・人とのふれ合いを求める世情・人口減少社会に突入・大学間競争の激化(受験者数の減少) (当店は近隣に大型の大学がある)・社内イベント等、交流機会の減少・若い世代の酒離れ・付き合いの希薄さ・バイトテロの増加(危機管理に懸念)・台風・局地的豪雨等の自然災害の増加技術・WEBの活用等、販売促進活動を行いやすい環境・冷凍技術・物流の進歩により、地方の食材を手軽に入手が可能・電子マネーの普及(当社は導入困難)・チルド製品等、新技術の普及(調理技術がなくても美味しい料理を提供できるようになってきた)(2)3C分析3C分析は、自社の周辺環境であるミクロ環境を把握するための分析手法です。ミクロ環境を構成する3つの視点で把握することで、自社を取り巻く市場環境を構造的に把握することができます。①検討内容について◆ミクロ環境を構成する3つの視点で、それぞれの項目について検討しましょう・顧客(Customer)または 消費者(Consumer)の視点  →  「人口統計的要素」として、人口(年齢別・性別)・世帯数・家族構成・所得水準・職業・人種などの視点で検討します  →  「消費者心理的要素」として、消費特性の視点で検討します・・・顧客・消費者を具体的にイメージしながら、ライフスタイル・価値観・教育水準・社会階層などについて検討します・競合(Competitor)の視点  → 1.現状分析の手法-(2)競合分析・・・で示した視点で検討します

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