小規模事業者支援ハンドブック
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第3章 小規模事業者の売上向上支援55(3)販売分析ここでは、事業者の持つ「販売データ」を用いて現状を把握するための代表的な分析手法を解説します。①季節指数季節変動を把握して対策を講じるために行う分析手法です。◆季節指数の求め方 (※ 上記表の番号に対応しています)ⅰ)過去3年間の月別売上高データを用意するⅱ)月別に3年間の売上高の合計と平均値を求めるⅲ)3年間の売上高の合計を36(12ヶ月×3年)で割り月総平均を求めるⅳ)各月の平均値を月総平均で割り100を掛けたもの(%表示)が季節指数ⅴ)季節指数の構成比を求めて、「販売計画」策定の際に活用する  → 各月の販売計画 = 年間売上計画 × 季節指数構成比◆季節指数の活用方法・繁忙期と閑散期を確認・・・繁忙期で確実に稼いでいるか確認しましょう  → 業績右肩下がりの事業者は、繁忙期の山が年々低くなる傾向があります・閑散期に売上向上を模索しても成果にはつながり難いことを意識  →  閑散期は元々需要がない場合が多く、特に人・金の面で制約のある小規模事業者が、自助努力で閑散期に売上を伸ばすのは難易度が高い課題といえます・・・それよりも、繁忙期に確実に稼ぐことを目指しましょう・事業計画策定のきっかけに活用  →  この月は欠品しないよう注意する、この月は設備のメンテナンスを行うなど、月毎に何を行うのかをグラフを見ながら話し合ってみましょう    (さらに、目標数値などを追加すると、簡易的な事業計画になります)9月10月11月12月1月2月3月4月5月6月7月8月合計手順3期前5,9817,6526,12810,1769,9146,1805,6986,7074,9506,7175,7086,67882,489(ⅰ)2期前9,1667,4775,3347,9658,9714,2325,7956,4045,8405,5375,0607,10678,887前期5,0458,9137,6447,6508,2285,4226,1465,5637,3444,1395,0092,80973,912合計20,19224,04219,10625,79127,11315,83417,63918,67418,13416,39315,77716,593235,288(ⅱ)平均値6,7318,0146,3698,5979,0385,2785,8806,2256,0455,4645,2595,53178,429(ⅱ)季節指数103.0%122.6%97.4%131.5%138.3%80.8%90.0%95.2%92.5%83.6%80.5%84.6%120.0%(ⅳ)構成比8.6%10.2%8.1%11.0%11.5%6.7%7.5%7.9%7.7%7.0%6.7%7.1%100.0%(ⅴ)月総平均6536(ⅲ)(金額単位:千円)9月10月11月12月1月2月3月4月5月6月7月8月140%120%100%80%60%

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