小規模事業者支援ハンドブック
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52第3章 小規模事業者の売上向上支援①競合分析の意義◆お客様の視点で考えるには、競合店を知ることが必要不可欠です・消費者は店を利用する際に、「あのお店よりも安い」「他よりも品揃えが豊富だ」など、どこかの店と比較しながら(あるいは漠然としながらも)利用する店を評価する傾向があります・その結果、自店を利用する・他店に流れるという購買行動につながっています(そうした購買行動が、現在の売上に大きな影響を与えています)②競合店調査項目基本情報名称、住所、営業時間、定休日、企業規模、店舗形態など立地誘引施設(公共施設・病院・商業施設など)、交通機関のアクセスなど店頭外観の訴求、店頭活用、店への入りやすさ、駐車場・駐輪場の台数・利用のしやすさ など売場売場面積、売場構成、陳列、通路幅、照明、統一感、選びやすさ、演出、バリアフリー対応、カートの有無、トイレ、清潔感など商品品揃え、価格、品質・鮮度、主力商品、目玉商品、少量対応など人材従業員体制・接客(人員、応対、表情、声出し、商品説明、制服、身だしなみ など)販売促進・サービスPOPの見やすさ・工夫、試食・試用品、ポイントカード、チラシ、ITツールの活用など客層利用者の性別、年齢層、服装、所得、来店手段、構成・人数など◆競合店をじっくりと観察しましょう・自店よりも優れている競合店を見たくないという気持ちが働き、競合店を見ようとしない経営者もいます・・・現実と向き合うことが始めの一歩です③実地調査の留意点◆事前調査について ・基本情報については、ホームページなどで事前に確認しましょう ・店舗周辺については、グーグルマップなどで事前に確認しましょう ・調査票などを作成し、何をどのように調査するのか事前に確認しましょう ・全て把握するのは難しいため、内容を絞って調査しましょう◆実地調査について・何をどのように調査するのか調査内容を頭に入れておきましょう・実際の買物客と同じ行動を取りながら調査しましょう(万引きなどに間違われないよ

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