小規模事業者支援ハンドブック
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第3章 小規模事業者の売上向上支援49り品・専門品を扱う店舗は影響を受けにくい傾向があります(例)魅力の詰まったブランド品を扱う店には、遠方からでも来店する・上記の考え方に影響を受けやすい店舗にとって、商圏分析は、現状を正しく把握する上でとても重要な分析手法となります → 支援先がどのような商品を扱っているのか(影響を受けやすいかどうか)を確認することが、商圏分析の第一歩となります②商圏強度ここでは、「人数」に着目して商圏を把握する分析手法を解説します。商圏強度の算出は、顧客の住所が把握できれば簡単に行うことができます。地区顧客数構成比人口構成比商圏強度商圏区分1丁目20 10%500 20%0.53次商圏2丁目50 25%800 32%0.83次商圏3丁目10 5%400 16%0.3-4丁目40 20%200 8%2.51次商圏5丁目80 40%600 24%1.72次商圏合計200 100%2,500 100%--◆顧客数は、顧客台帳や回収したポイントカード(満点カードなど)、チラシに付けたクーポン券などから集計します・特に①に記載した「商圏の考え方」に影響を受けやすい店舗は、現状を正しく把握するためにも顧客数を把握できるようにしましょう◆人口は、行政のホームページを確認します ・市区町村のホームページで統計データが提供されています◆商圏強度は、次のように計算して求めます商圏強度 = 顧客数(世帯数)の構成比 ÷ 人口(世帯数)の構成比 ・商圏強度2.0以上・・・1次商圏 ・商圏強度1.0以上~2.0未満・・・2次商圏 ・商圏強度0.5以上~1.0未満・・・3次商圏 (数値が大きいほど“より吸引できている”ということを表しています)③商圏内シェアここでは、「金額」に着目して商圏を把握する分析手法を解説します。前述の「商圏強度」よりも難易度の高い分析手法ですが、より詳しく(正確に)商圏を把握することができるようになります。

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