小規模事業者支援ハンドブック
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第2章 小規模事業者との信頼関係を築くためのコミュニケーション43(2)チーム力アップのために、アイデアを出そう同じチームにいるだけで、何かしら元気になったりやる気が出たり、自分もつられてがんばれたりする…それは、そのチームの持つ「気」がプラスに向いているからです。それが「昇りのエレベーター」状態にあるということです。チームの空気を作るのは、そこにいる人たち。一人ひとりの前向きな思いが、全体をプラスに導きます。小規模事業者のみなさんによる○○地域というチームを「昇りのエレベーター」にするために、さらに発展させるために、何をすればいいのでしょうか。まずは、それぞれのチーム(地域)の特色を発信していくことが求められます。どんな事業者の方がいるのか、どんな商売をしていて、どんな関わり方ができるのか、地域に住む方々に知ってもらうことが第一です。経営指導員の方が間に入り、各小規模事業者の方々をつなぎ、一つ一つの点から、点をつないだ線に、線で囲んだ面に、さらには他の地域とのコラボレーションや、ネットでのPRなどを加えて立体的に、大きく広げていってほしいと思います。そのためにも、しっかりと小規模事業者の方々の声、想いを聴いて下さい。一緒に考えて下さい。チーム(地域)の魅力を知ってもらうために、どんなやり方があるのかを考えたら、あとは実践あるのみです。(3)「みんなで盛り上げよう!」の気持ちをカタチに表す一つの事業者ではできなくても、みんなで集まればできることがある。その思いを実践し、形にした商工会青年部があります。やればできる、やれば面白い、やれば仲間意識が芽生えると、いいことが一杯!コミュニケーション力を活かして仕上げた一つの冊子が、地域の活性化に大いに貢献している例をご紹介いたします。『ちょっとペッパー 地元商売人図鑑』(滋賀賀県大津北商工会青年部)お客様にもっと親しみを持ってもらえるようにしたい! という真剣な想いで作られた、フリーペーパーです。「小規模事業者が集客することは、なかなか難しい。安易に価格を下げれば経営が苦しくなるし、だからといって、商品やサービスの質を下げることだけは、絶対にしたくない。お客様に喜んでもらうために何をすればいいのか?」青年部のメンバーと商工会の経営指導員がタッグを組み、ああでもない、こうでもない…と構想半年。

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