小規模事業者支援ハンドブック
33/128

第2章 小規模事業者との信頼関係を築くためのコミュニケーション33よく、あいづちは「はひふへほ」と言われますが、たとえば、「はあ~、それはすごいですね」「ひえ~、そんなご苦労まで」「ふーん、お聴きしてみないとわからないものですね」「へえ~、それは知りませんでした」「ほお~、素晴らしいですね」というように、「ほめる」ことが前提の感嘆詞として使うと、ほめる内容が強調されて効果的です。言い方によっては、馬鹿にしているようにも受けとられてしまいますので、使うなら、思いっきり感動をこめて、使って頂きたいと思います。⑥ 会話の中に『感動の3S言葉』あいづちの中でもご紹介しましたが、会話の中に、感動と称賛をこめた短い言葉を入れると、相手の心に響きます。相手の話を聴きながら、ぜひ使って頂きたいのが、「すごい!」「すてき!」「すばらしい!」の3つの言葉。これを『感動の3S言葉』と呼んでいます。それ自体がほめ言葉ではありますが、使い方によっては、感動の思いが伝わらないことも起こります。そうならないためのポイントは、「心から」そう思って使うこと。思いの無い言葉は伝わりません。使いなれない言葉は使いこなせません。日ごろから、こうした『感動の3S言葉』を使うよう意識していただき、ぜひ、小規模事業者の方々に、その感動の思いを伝えてください。⑦ 質問をはさむ話を聴いていると、「ここはどうなんだろう?」と思う部分がでてくるものです。その小さな疑問を、ぜひ、相手にぶつけましょう。質問されるということは、しっかり聴いてもらっているということなので、聴き手の意欲を感じます。ぜひ、質問をしようと思いながら、話を聴きましょう。「○○について、もう少し聴かせてください」「(御社の)○○は、どんなところから、思いつかれたのですか?」「○○の他に、これから広げていきたいと思っていらっしゃることは、何かありますか?」というように、相手が話しやすい(話したくなる)話題を選び、問いかけをしましょう。⑧ 確認をしながら聴く相手の話を聴きながら、「なるほど、○○ということなのですね」「○○と思っていらっしゃるのですね」というように、大切な項目は、相手の言葉を繰り返して聴きましょう。こうすることで、間違わずに聴いてくれているな、と相手も確認できますし、聴き手であるあなたの言葉としてもう一度聴くことで、再認識することができるのです。後で、言った、言わないのトラブルにならないためにも、しっかり確認するクセをつけましょう。「大切な事なのでメモさせていただきます」と言って、メモをとっておきましょう。これは、iPadやiPhoneのメモ機能を使ってもいいので、やりやすい方法で実践しましょう。

元のページ  ../index.html#33

このブックを見る