小規模事業者支援ハンドブック
32/128

32第2章 小規模事業者との信頼関係を築くためのコミュニケーションそのためにも、「あなたに話すと気持ちが楽になる」「あなたに話すと元気になる」というように、話したくなる聴き手を目指しましょう!(3)聴く姿勢を見せよう聴くと決めたからには、私はあなたの話をしっかり聴いていますよという姿勢を、はっきり見せることが大切です。思っていても、相手に伝わらなければ意味がありません。聴くコミュニケーションとは、聴く姿勢を見せることで、相手の心をつかむことなのです。聴く姿勢は、目で聴く・耳で聴く・身体で聴く。そのためには、① 相手の方に身体を向けて、話を聴く胸の前をあけることで、相手を受け入れる姿勢を示しましょう。反対に、胸の前で腕を組むと、相手を拒絶するポーズとなるので、その状態で話を聴かないようにしましょう。② 興味があることを示すには、身を乗り出して聴くお話を聴く時には、相手との距離感も大事です。深々と座って、背もたれにゆったりもたれながら話を聴くのではなく、椅子に浅く座り、身を乗り出す感じで聴く方が、意欲が伝わります。頬杖をついたり、相手の方も見ずに下ばかり見ている…などということは無いとは思いますが、ふとした時に、そうしたクセが出るものですので、心して向き合いましょう。③ 座る位置を工夫する対面で聴くより、「斜めに座る」「90度の位置で座る」「横に並んで座る」などすると、相手に圧迫感を与えず、リラックスして話してもらうことができます。④ 話に合わせてうなずく 「めざせ、うなずき上手!」うなずいてもらうことで、相手に言葉が届いている、話が伝わっているという安心感が生まれます。どんなに真剣に聴いてもらっていても、うなずきが無いと「本当に聴いている?」と問いかけたくなるものです。うなずきにも、練習が必要です。小規模事業者の方に限らず、人と話す時にはうなずきながら聴くことを、ぜひ習慣づけましょう。⑤ あいづちを打つうなずくだけではなく、適宜あいづちを入れることで、より「聴いています」の姿勢を見せることができます。

元のページ  ../index.html#32

このブックを見る